2006-04-07
中継を観ながら NO 1469
電話を頂戴し、思い掛けない方が自宅へ。
「もう退院していたと聞いてびっくり。まだ半月以上は入院しているものと思っていたのに」そう仰って、地域の連合会長さんと社会福祉協議会の会長さんがわざわざお越しくださり恐縮の極み。「無理をしないように」と説教のお言葉を頂戴した。
お見送りしてから民主党の代表選挙の中継を。選挙が終わってからの渡部氏のとぼけたコメントに味があり、そのキャラのキャスティングも重要だよと思ってしまった。
専門家達が予想していた通りの票数になったよう。渡部氏は「2人の演説が最高だった」と賛辞されていたが、これだけ全国ネットで放映されていることを考え たら、プロデュースとシナリオの観点からすると勿体なく、勝手自然に構築された小泉劇場には程遠い内容だったように感じている。
選挙結果が発表され、前方の舞台が片付けられ、やがて演台がセッティングされて2人の候補者が演説をしていた。ここで民主党「全体の利」を考慮すると菅氏が「劇場型」挨拶をすべきで、そこにユーモアがあればベリーグッドとなっただろう。
今回の場合、票数の数字に注目をするべき。菅氏が次のような表現が出来ていればと残念な思い。
「国 民の皆さん、そして民主党関係者の皆さん、我が党の代表は小沢氏に決定いたしましたが、私は小沢氏の得票数に大きな意味があるように思えてならないので す。119票、そうです、今、日本の国は火災の真っ最中でこのままでは燃え尽きてしまう危険性がありますし、全国各地から助けを求める声が溢れているでは ありませんか。消防車、救急車、その役割が我が民主党の使命であり、その責務遂行に小沢氏が選出されたように思えてなりません」
今回の小沢氏の演説は「物足りない」感じがした。彼に「謙虚」という姿勢が似合わないのかもしれないが、もっとうまい演説をする人物だった筈。それだけ党内が複雑な状況に陥ってしまっているのだろうかと心配も。
いずれにしても野党として存在感を強めて欲しい。この日までの無駄な国会は何だったと猛省し、正常な国会運営を進めて貰いたいもの。
健全な国家の姿は与野党の競争原理なくして成り立たない筈。民主主義は多数決支配と言われているが、そこに大きな落とし穴があることも事実で多くの歴史が物語っている。
世のため、人のためが政治家の仕事、そこに歓迎と賛同があれば素晴らしいではないか。
「3日やったら辞められない」というような「政治屋」にだけはならないように。「政論」は「正論」のやりとりであって欲しいと願って今日の号を。