2006-11-03
参りました NO 1677
スタッフが走り回っている。朝から「今日の**様の司会をお願いします」と言われ、会社に言ったら「火葬場、御斎、お骨あげ、還骨の儀、初七日法要のすべてをおませしますので」と言われて大変な一日となった。
ご当家は浄土真宗系だが、この季節は各お寺に「のぼり」が立てられているように報恩講の時期。そんなところからお寺様のスケジュールの調整が難しく、還骨の勤行までのお時間が30ほど空白が生まれた。
そこで<ご退屈をさせたらいけない>と思ってお説教染みたお話しを30分ほど担当、途中からご親戚の方々から質疑応答というひとときになって何とか時間が埋まったみたいでホッとした。
こんな行動をする葬儀社なんて日本中を探してもいないだろうと思っている。今日もご親戚から出てきた素朴なご質問が何より私自身にとって勉強になったので有意義であった。
このお客様午前9時半から午後4時半までご一緒したことになる。最終的にご自宅にご遺骨を安置して失礼し、後のフォローを担当者に任せてきたが、すぐに携帯電話が鳴り「**様のお通夜担当をお願いします」と頼まれた。
あちこちでお通夜が行われている。それぞれが分かれて対応しているが、私が知りたい情報が入手出来ないので担当責任者に問題提起、陽の落ちるのが早いこの季節には優先するべきサービスが変わるだろうと指摘、それぞれの式場に問題がないように連絡を取らせた。
激しく動くと腰に激痛が走る。特に階段の上り下りが辛い。こんな状態でハードな1日を過ごしたが、これも故人とのご仏縁である。と思って遅くに帰宅したら 自宅に取材原稿が何通も。「ナレーションの創作を」という仕事。明日のハードな状況を考えると腰痛の和らげが重要だ。そこで閉店時間前に銭湯の電気風呂に 行くことに。温めの湯船の中でシナリオ構想を練ることにした。
そうそう、今日、リンカーンの霊柩車の運転担当者に申し訳ないことをして しまった。火葬場へ向かって走行中、何度も掛かってきた携帯電話に対応したのだが、彼の心臓にはペース・メーカーが入っているのである。こんなミスを犯す とは情けない話。私自身の頭のリフレッシュをしなければならないと感じた出来事で反省だ。
ミスとは「つい、うっかり」もあるが、それで は済まされないことがある。何より恐ろしいのは勝手な思い込みである。件数が多く重なると、この勝手な思い込みによるミスの危険性が高まる。そんなところ から「あれは?」「これは?」なんて次々に指示確認をして煙たがられているが、ご生涯のご終焉の儀式の重さを考えたら嫌われても言うのが経営者の立場。今 日は、疲労困憊。明日は事故やハプニングの発生がないように祈っている。