2007-07-17

自然の恐怖!  NO 1920


 午後9時頃から土砂降りの雨、遠くで聞こえていた雷鳴が近付いてきて雷雨の状態が続いている。台風4号の時に「らしさ」の気配を感じなかったのが、今、やって来ているみたいだ。

  朝、喫茶店で知人達とその台風のことが話題になっていた。「大阪って、結構なところだな」という言葉もあった。そこで変な発言をした私、水不足だった九州 や四国に水害を及ぼすような大雨が降り、「地中深くに流れ込んだ水で地震が起きるかも?」と言ったら2時間もしない内に新潟県で大地震。それをニュースで 知った時には背中がゾッとした。

 被害状況を伝えるテレビのニュース、崩壊した家屋をヘリコプターから撮影している映像があったが、もしも下敷きになって取り残されている人の存在があったら、救助を求めるかすかな声が爆音に遮られて聞こえないのにと思ってしまった。

 映像にお寺らしき瓦の屋根が映し出されている。お墓や燈籠の倒壊もあったが、倒壊した多くの民家の光景に瓦の重量の恐ろしさを感じ、ヘルメット姿のリポーターが家族の了解を得て屋内に入り、そこにひっくり返った仏壇の姿に人の世の脆さを改めて知ったような気もした。

 阪神淡路大震災の時もそうだったが、赤ちゃんやお年寄りの犠牲者がいっぱいあった。あの現実に「信仰とは何っ!?」と考えられた人が多くあったそう。

 仏教、クリスチャン、神道など、何を厚く信仰していても災難という「死」は平等に訪れるようで、信仰とは人が自然に対して「臆病であれ」「謙虚であれ」と教えてくれる存在のような思いもする。

  原子力発電所の会見があったが、その中で「想定外の震度」なんて発言に腹立たしい思い。ここに携わる設計者や管理者こそ臆病であるべき筈。そこでもしも耐 震強度をダウンさせる手抜き工事があったら破滅の道は当たり前。「申し訳ございませんでした」と頭を下げる光景だけは見たくないものだと手を合わそう。

 さて、食事に立ち寄った店、そこで少し酔っ払った数人の客の会話に腹が立った。「この地震、参議院選挙にあって自民党に追い風になる」との発言があり、安倍総理が九州の遊説地から被災地に戻る行動が幸運だと言ったからだ。

  自宅に戻ってテレビのニュース、民放の被災地の映像を流す途中のCMに腹立たしい思い。突然に笑顔の女性の姿を目にしたら不自然に感じるのは私だけではな いだろう。こんな際には災害時向けのCMを用意しておく企業こそが歓迎され、そんな発想を一切しないテレビ局や、それを制作しない博報堂や電通のレベルが 寂しくて悲しいところだ。

 被災地に雨が降ると伝えられていたが、余震が治まり、ライフラインの早急な復活と負傷された方々の傷が癒えるように手を合わそう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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