2007-09-04

ご仏縁かな?  NO 1963


 弊社の葬儀会館「シーン」のすぐ近くに長い商店街がある。上には立派なアーケードがあり、歩く足元には化粧版タイルが敷き詰められた世界があるが、そこに通行する人達が捨てた「ガム」がこびり付き、黒くなってイメージダウンを与えてしまっている。

 これは、子供達の仕業なのだろうか。それとも、その親達の仕業なのだろうか。我々日本人は、いつからこんなひどいマナー・ダウンを表面化させてきたのだろうかと寂しい思い。

 通行しながら数を数えていたが、すぐに止めてしまうことになった。なぜなら、ひどいところでは1平方メートル内に10箇所以上も存在しているからだ。

 店主の方が自店舗の前を清掃され、へばり付いた「ガム」を剥がすのにご苦労されている光景に出会うこともあるが、皆さんの声では「ますますひどくなる傾向」だそうだ。

 100メートルの間に1000箇所以上の黒いシミみたいな「ガム」の存在、モラルの欠けた現実の世に憂いを感じるこの頃である。

 さて、夕方、遠方の葬儀社の社長さんと幹部社員の方が来社。その地始まって「以来」の規模の「お別れの会」が行われるそうで、施主側とご遺族の間に立って「どのようにするべきか?」と悩まれ、プロデュースと司会の「依頼」の相談を受けた。

  詳しく伺うと簡単ではないレベル。式場は初めで最後という条件が付された会場。そこには信じられない制約設定もあり、それをどのようにクリアするかが重要 なキーワード。交流があられたという故人に対する熱い思いを語られる社長、そして素晴らしい「人<財>」とも称される幹部社員の眼差しを見つめながら、 <何とかしてあげたい>という心情になった。

 まず始めにアドバイスしたのは、主催者側の責任者にすぐに伝えておく必要がある問題で、次のように提案した。

「こ の季節は、何より台風の襲来が恐ろしいのです。もしも当日に上陸して暴風が吹き荒れたらどうにもなりません。ですから、ご判断を責任者に託し、当日の2日 前の夕方の台風情報に基き、中止するべきとご判断されたら新聞広告を利用して「延期告知」を行い、リストアップされた電話帳で出来る限りの方に伝える態勢 を整えてください」

 お二人は、そんなことは考えもしなかったことと仰られたが、それこそがプロとしての基本となる第一歩のプロデュース。「なるほど、確かに」と頷かれていた。

 参列者数からすると十数名の女性スタッフが必要となるし、司会台の横に音響設備のマスター部分の設置も欠かせなくなってくる。そこでキャスティングをどうするかが重要課題となっている。

 少しだけ伺った故人情報によると、お好きだったという音楽の2曲が私好みの曲。そこに何やら不思議なご仏縁を感じた今日であった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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