2007-09-16

香炉からの昇華  NO 1976


 昨日のタイトル「中トトロ」ではないが、何より「大トトロ」にならないように食生活に気をつけ、適度な運動をしなければならないと実感している最近である。

 お寺さんを訪問したり、葬儀でお控え室に行った際に正座をするが、体重が増えるとこの正座が大変厳しくなり、苦痛を伴うだけではなく、すぐに痺れてしまうの困ってしまう。

 それは、お寺の本堂や和室の式場で導師を務められるお寺様も同じだそうで、正座をされた瞬間に「太った!」と感じられるとの体験談を、これまでに多くの方々から耳にしている。

 整骨院に通い出してから感じたことだが、高齢者に正座が苦痛という人達が多く、椅子席の式場が望まれており、和室の場合にでも椅子の準備をするのが不可欠となっているが、そうなればご導師も座布団ではなく椅子ということになるだろう。

  開式前、葬儀委員長と喪主さんを伴って寺院控え室にご挨拶申し上げるが、入室前に「3分間ほど、正座は大丈夫ですか?」と必ず確認を行い、「ちょっと」と いう場合には、お寺様にご了解を得るコメントを発したり、前以って事情を説明、椅子をセッティングすることも行っている。

 さて、テレビ の番組で冠婚葬祭のマナーについてのコーナーがあった。女性のコメンテーターが焼香について解説していたが、宗派によって異なるなんて説明はなく、「回数 は三回が原則ですが、参列者が多い場合は一回にしましょう」との発言にびっくり。それをご覧になった視聴者が「正しい」と思ってしまったら大変である。

  随分昔の話だが、塩月弥栄子さん「監修」の冠婚葬祭の本が爆発的に売れたことがあった。その中の仏事のページに「読経料」という表記があり、仏教者から問 題提起されるという出来事があったが、「慣習」の背景に存在する本義をご理解されずに記述されたり発言されると、誤解が生じると共に恥を掻かせてしまうこ とになることを知りたいものだ。

 伝統ある「礼法」という世界もあるが、その中の焼香作法は、その流派だけに限られたもの。最近では「宗派によって異なります」という解説が成されるようになっている。

 私は、講演の中で焼香に関してマナーと共に「心のオシャレ」についても提案するが、ご自身のブレンドでオリジナルな「お香」のご用意をと申し上げると頷かれ、実行された方から感謝されたことがいっぱいあり、知人や友人の間でも静かなブームとなっている。

 また、ご導師が上質なお香で焼香をされたら、棚引くその薫煙の色が低質なものと異なるのも事実で、澄んだ香りには独特の棚引きイメージが生まれるのだから不思議なこと。それも「神変」のひとつであろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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