2007-10-16
嘆かわしき哉 NO 2006
喫茶店、蕎麦屋さんから居酒屋さん、何処へ入ってもボクシングの亀田ファミリー問題で賑やか。そんな中に「哀れみを覚える」と言われた高齢者の意見が耳に入った。
その方のお考えを集約すると、マスコミとジムのオーナーが悪いと言うこと。羞恥心の欠片もないシナリオ構成が世界に恥をさらしたとまで仰った。
過去に八百長問題が浮上したこともあり、公平なジャッジメントを重視し、国際的な人達を招聘したことから「恥ずかしい」と思われたのだろうが、店内にいた全員の意見も同じだった。
彼らに「鈴をつける」人物がいなかったことが残念で、それが何より悲劇というシナリオ結果を迎えたように思えるが、最低限度の礼節さえアドバイス出来な かったオーナーやTBSのプロデューサーも間違いなく同罪だろうし、喜劇そのものの入場場面は二度と見たくないレベルである。
プロ・ス ポーツは、イメージが重要。それがCMのキャスティングを左右することぐらいは誰でも分かること。それをテレビ局が愚かなレベルに進めた背景に何があった のだろうかと疑問を抱くし、著名なニュースブログに、契約していた大手パチンコメーカーが、あまりにもイメージが悪過ぎるというところから随分前にキャス ティングから外したという記載もあった。
一方で、最近、テレビの世界に「お笑い」タレントが目立つ。その傾向は世の中が平和ということに併せ、よくない社会という現実が秘められているそうだ。
数日前、お笑いタレントが出演する番組の調査結果が出ていたが、トップが日本テレビで40パーセント、NHKでさえも10パーセントとあって驚いた。
そんなテレビ界の兆候を、近所の長老が「ゲテモノのオンパレード」とご指摘。同感を覚えなが昔話を思い出した。
若かりし頃、あるテレビ局が「没になった企画書の供養式」という番組を生で放送したことがあり、その祭壇設営を依頼されたのが弊社で、司会を担当したのが私。
その際、放送作家やアシスタントディレクター達が企画して「没」になった企画書をいっぱい手にとって確認したが、その内容には信じられない低次元なものもあり衝撃を感じた出来事として記憶に残っている。
テレビ局の人間は「冗談」を番組にしてしまうと思ったのがその時だが、没企画書の中に、大阪万博のシンボルであった「太陽の塔」の作者である岡本太郎氏に 出演依頼をし、「岡本太郎さんと睨めっこ」とあってびっくり。こんなふざけた発想を持ち込む人達が当時から存在していたのだから現在のテレビ界は「さもあ りなん」となるのだろうか?
確か土曜日の放送だったと思うが、夜遅くの番組でタレントの「山瀬まみ」さんが登場する「お父さんのためのワイドショー講座」というのがあるが、長野県で起きた神道系宗教団体が絡む殺人事件などが、間違いなくベストテン入りを果たすような気がしている。
「ガンも治癒する水」も販売していたそうだが、「教祖の奥さんが『肺がん』で亡くなった」と近所の方がインタビューで答えていた。大相撲の世界に引き続いて集団殺人事件が発生した。今、社会は確実に「ワイドショー」のネタを次々に制作しているようである。