2007-10-31
お父様へ NO 2021
あなた様のお人柄を物語るような素晴らしい日和、そのご遺徳を偲ばれる多くの方々のご参列でしたが、ご焼香を終えられてもお帰りになる方がほとんどなく、大半の方がご出棺をお見送りくださったこと、そして、火葬場まで随行されたご親戚以外の方々の多さに驚きました。
ナレーションを推敲しながらご家族がしたためられた文章を拝見いたしましたが、「人に歴史あり」という言葉そのものという波乱万丈の事実を知り、あなた様の「男の美学」の背景を学ばせていただいたような気がいたしました。
ご長女が弊社に入社されてからしばらく経った頃、喫茶店で偶然にお会いし「素晴らしい娘様で喜んでいます」と申し上げると、「しっかりしてるよ、あれは」と、ご自慢され、ニコッとされた時のご表情を思い浮かべています。
そのしっかりされた素晴らしい娘様が、あなた様のご葬送の儀式を素晴らしい『かたち』として具現化され、参列されたすべての方々に感動のお言葉をいただく葬儀が執り行われました。
あなた様が尊敬されていたお方のご弔辞の内容も素晴らしく、幼い初孫さんの「お爺ちゃん、有り難う」と作文された「お別れの言葉」も最高でしたし、その BGMにチーフ・パーサーが用意していたハーモニカの曲を流していたら、「お爺ちゃんからハーモニカを」という発言が耳に入ってびっくり。その途端に式場 内が嗚咽される雰囲気に包まれ、その後の弔電代読、ナレーションの声の調子に変化が生じて申し訳なく思っています。
そして、葬儀式終了 後のご長女の謝辞には感銘を受けました。あなた様がご自慢されていた娘様の素晴らしいハートを改めて感じました。披瀝された闘病生活に於ける彼女の細やか な配慮にも涙しましたが、あなた様がどれだけご家族に愛される存在であったかを切々と語られた姿に、心の中で「えらい!」と拍手を送ってしまいました。
火葬場まで随行し、式場に戻ってから地元の喫茶店に立ち寄り食事をしましたが、受付をお手伝いくださった十数名の役員さん達の半数ぐらいの方が来られており、皆様からお孫様と娘様のお言葉に感動されたとのご感想を伺いました。
早過ぎて惜しまれてならないご逝去ですが、ご葬儀の中で、ご遺族となられたご家族の絆の強さがはっきりと伝わって参りました。
そんなあなた様の素晴らしい娘様が、弊社の社員として存在していることをスタッフと共に誇りに思い、ここにご仏縁に対して感謝の合掌を申し上げます。どうぞ安らかに。そして現し世の皆様をお見守りくださいますよう。