2007-12-09

師走の中  NO 2058


 12月、ずっとスタッフ達が走り回っている。まだそんなに冷え込んでいないので楽だが、これからやって来る寒さのことを考えると身震いしてしまう。

  自宅で着替えているとインターホンが鳴った。来客は、ある大手ホテルの支配人。大規模ホテルには「支配人」と肩書きの着く人達が2、30人は居るが、彼は 新しく「副総支配人」に就任したそうで、役職は総支配人に次ぐセカンドになったことから「よかったね」と喜びを共にした。

 夜、弊社の式場を覗いてから遠方で行われるお通夜の式場へと考え、西館の前でタクシーが通るのを待っていたら15分も待たされることに。予約するべきだったと後悔したが、いつもなら5分間に数台のタクシーが通るのでそれこそ予想外の出来事だった。

 やがて、お客さんを乗せた黄色いタクシーが私の前で停車。料金を支払われる姿を確認しながら<ラッキー!>と思って乗り込んだら、何と私を知っている運転手さんで、「今のお客さん、シーン西館という式場が行き先だったのですよ」と聞いてびっくりした。

 手元に故人情報がいっぱいある。これをどのように構成するかが大変な仕事。お通夜でのご謝辞も葬儀委員長と喪主さんのお二人がされるとの報告もあり、それなりの対応を車中で練った。

 タクシー待ち時間の15分がもったいなくてイライラしたが、土曜日の大阪市内にしては交通量が少なく、予定時間を少しだけオーバーして式場に到着。9名の女性スタッフの動きを確認しながら持ち込んだ音響設備のチェックを始めた。

 司会台の上に1枚のCDが置かれている。それは故人がお好きだった朗読のCDで「新井 満」さんのものだった。

 故人がこよなく愛されていた思い出の映画もあった。その中に出て来る音楽は私の大好きなバーンスタインが作曲したもの。奇しくもお通夜当日が故人の誕生日というところから「トウナイト」を献奏曲とした。

  最近に流行の「三丁目の夕日」時代は、私にとって少年時代から青春時代だったが、故人のお歳からすると青春時代からご結婚の時代になる。そんな時代の映画 をいっぱい知っておくのもプロデューサーとしては重要なこと。「人に歴史あり」との言葉があるが、人生の流れを髣髴させる音楽の存在とは強烈なもの。そん な選曲が私の好きな世界でもある。

 お通夜からの帰路、友人の喫茶レストランに立ち寄ったら顔馴染みの常連さん達でいっぱい。皆さんゴル フでラウンドした人達である。そんな中「独り言」をプリントアウトして数人の方が読んでくださっていることを知り、<ちょっと内容を変えようか!?>なん て考えも。皆さん楽しいお仲間。よくもこれだけのメンバーが揃ったものだとも思っている。あたたかい人柄に包まれる店内、そこは私の癒しの場でもある。

 今からナレーションを創作する。皆様、どうぞ、よい夢を!
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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