2007-12-29
食のブランド NO 2077
自宅前の道路から拍子木の音が聞こえる。毎年恒例の地域防犯委員メンバーが巡回されている知らせである。
30日まで夜通しという大変なご尽力、今年の年末は冷たい雨に冷え込みが厳しくお気の毒。ご体調を崩されないように手を合わす。
犯罪に病んだ現代社会、いつ被害者になるか分からない危険性が。先人達が残してくれた格言を思い浮かべながら、恐ろしくて寂しい現実に改めて衝撃が。
救急車で30もの病院に拒絶され、ついには亡くなってしまったという悲しい事件があったが、自身や家族となって考えてみれば堪らない大問題。医療行政の変革が急務という歳の瀬である。
医学は「仁」の道と言ったのは遠い昔話なのだろうか。スーパードクターという言葉もテレビや週刊誌で飛び交っているが、「私なら助けられたのに」と残念がる医師がおられると信じたい。
「金のために仕事をするな!」と著名な先人が言われていたが、それは与えられた「仕事」をこの世に生を享けた中での「使命」と考えよと言うことで、生涯を終える時に「プロの一員だった」と誇り(矜持)を感じるようにと「教示」されたものだった。
食の偽装問題のオンパレードという中、BSテレビで伊丹十三監督作品の映画「スーパーの女」を観た。それは随分と前の作品なのに、最近に多い手口の数々がドラマティックに描かれていて驚いた。
前夜にチキンラーメンを発案された偉大な安藤翁の歴史物語を拝見したが、偽装問題の当事者達がどのような思いで観られたかと興味深いところで、原点、本質という言葉を思い出して欲しいと願いたい。
チキンラーメンが登場してしばらくした頃、抽選で当たるというドンブリが欲しくて堪らなかった思い出がある。何かしら、それで食すると特別に美味しいような気がしてならなかったのだが、あれから50年近い月日の流れがあるから驚き。
世界中で愛されるインスタントラーメンだが、災害発生に備えて備蓄体制がされているそうで拍手を送りたいし、発明の功績はノーベル賞に値すると信じている。
もうすぐ大晦日だが、若かりし頃、仕事で晦日蕎麦が食べられず、仕方なくチキンラーメンで我慢したことも何度か体験したこともある。今日は、安藤翁に「ご立派な人生でした」と拍手と感謝の合掌を捧げよう。