2008-01-10
長門の国には・・ NO 2089
昨夜、この独り言を打ち込んでいる時、予想外のことが起き驚いた。右足親指の付け根部分に突然激痛が走り、それを5分ほどの間に6回ほど感じた。
瞬間に思ったのが<痛風!?>ということだったが、血液検査の結果によって随分昔から薬の服用で予防しており、これまでに「痛風」の痛みを一回も体験したことがなく、それが何の兆候かは全く判断出来なかった。
こんな場合には真向かいにお医者さんに飛び込むのが何より。そこで午前中の空いている時間帯に診察を受けた。
診察室の椅子に座っている私。先生は床に胡坐座りで素足になった右足を診てくださる。私が訴えた痛みの体験話からすると「通風みたいだけど、見た目や触っ た感じでは何ともないよ」という診断結果。恐らく何かの原因で神経が過敏に反応したのだろうとなり、しばらく様子を見ることになった。
診察室を出て待合フロントへ。そこには奥様が受付担当スタッフの人と並んで座っておられたが、「お大事に。今日は、無料です」と仰り、「お正月サービスを有り難う」と申し上げて帰宅した。
それから現在まで痛みの再発は一回もないが、明日は他府県に出掛けるのでちょっと心配をしている。
さて、これまでにこのコラムで何度も登場した詩人の「金子みすゞ」さんだが、彼女の故郷である山口県には、江戸時代の1801年誕生の於軽(お軽)という 素晴らしい女性の存在があり、「金子みすゞ」さんの記念館に行く際には、出来たらその「ゆかり」の地にも立ち寄ってみたいと考えている。
下関から船で20分ほどの六連島(むつれじま)という小さな島だが、イギリス人が当時に設計した灯台が有名で、それを明治5年に明治天皇が九州行幸の際にお立ち寄りになったという歴史あるところなのだが、船の便数が少ないので難しそうである。
200人程度の島民だそうだが、溶岩台地のこの島に住んだ彼女は、結婚した夫から受けた辛い思いを歌に読み、それらはやがて御仏に帰依してますます意義深 く感じる歌として昇華を遂げ、ついには夫の心を揺り動かし、2人で厚い信仰の道を進み、浄土真宗の「三同行の一人」として歴史に高く評価をされている女性 である。
「重荷背負うて山坂すれど 御恩思えば苦にならず」のような歌から、傷付いた自身の心を仏道に傾倒することによって変化していった味わい深い歌には、誰もが心を惹かれるものがあるだろう。
そんな彼女は56歳で往生を迎えられたが、その3ヶ月ほど前に詠まれた歌が次のもので、『亡き後に 軽をたずぬる人あらば 弥陀の浄土に 行たと答えよ』だった、
因みに、三同行の中の他のお2人は、「大和の清九郎」さんと「加賀のお千代」さんで、それらのネット検索も興味ある世界である。