2008-01-18
あの世への期待? NO 2096
忘れてはならない日、忘れられない日である1月17日、「HAT神戸」で行われていた追悼式に弊社の女性役員が参加してきたが、これまでに比べ今年の冷え込みは厳しく、身も心も悴むひとときだったと想像する。
本当に月日の流れは早いもの、震災から10年目に両陛下をお迎えして行われた追悼式、その前日リハーサルの光景が思い出される。
阪神間のあちこちで行われた追悼式、そこには悲しみの月日の流れの中で「祈り」しか表現出来ない時間となっただろうが、その「祈り」の中には、二度と体験したくない震災という自然の恐ろしさへの畏怖もあったかもしれない。
弊社の葬儀式場である「シーン西館」を南に行くと、すぐに国道25号線があり、生野区、東住吉区、阿倍野区の境目となっているが、あの震災の時、東住吉区側に住む知人達の多くから揺れの前に「地鳴り」を体験したと聞いた。
また、近所に在住するダンプ運転手の人は、大阪市内の阪神高速道路を走行して遭遇され、路面が波打つ状況にパンクしたと思って緊急停車、電光掲示板の異常な揺れを目にして初めて地震だと感じたという体験をしていた。
前にも書いたが、冠婚葬祭で神戸入りをしていて被害者となった人もいるし、逆に他府県に出掛けられていて難を逃れた人もいる。
人の運命とは不思議なもの。誰も明日のことよりも一分後のことも分からないもの。故に今日あることに手を合わすべきというのが私の哲学。そこで心に刻む言葉となったのが「被害者になるな」と「加害者になるな」で、飲酒運転をする人達の行動が理解出来ないのである。
今日も2人の同乗者を飲酒運転事故で死亡させた運転者に「業務上」という判決が下されていたが、当時の本人が住所不定で無職という事実にも驚き。こんな人 物や盗難車を運転する犯罪者が現場から逃亡するのは当たり前で、密航外国人が増えている現実を踏まえた法整備と共に、幼い頃からの教育を見直さなければと んでもない時代を迎えるような気がしてならない昨今ではないか。
毎日、想像もしなかった事件が起きている。未解決というケースも増え、 何処かに犯人が潜んでいると考えるだけで背筋がゾッとするが、突然に遺族と呼ばれることになった家族の人達にとって救いとなるのは「あの世」の存在で、犯 人が閻魔大王に裁かれる光景を想像するしかないようではあまりも悲しいこと。
戦争やテロもあるし「この世」という人間界が地獄だという説を唱える宗教者の言葉に説得力が増しているようだが、来世に夢を託させる洗脳を受け、自爆で多くの被害者を巻き込む卑劣なテロリストが間違いなく増えるだろうと断言する。