2008-01-26

雑感から  NO 2104


 今度の日曜日に大阪府知事選挙が行われるが、その候補者の一人が腰痛で例をするのに困っているという記事があった。それと同じ症状でずっと困っているのが私。礼節の光景がいっぱいある通夜や葬儀の場で大きな悩みの種となっている。

 後方にいる時はまだしも、前方に出て謝辞をする場合には泣きたくなる。まずはご本尊やご遺影のある祭壇に方に向かって一礼をするのだが、背に参列者の視線を一斉に浴びる重圧感、そこには表現出来ない辛さがある。

 今日の謝辞では久し振りに「説教」バージョンを行った。初めて耳にされた皆さんには衝撃だったろうが、ご出棺後に「感銘を受けた」とのお言葉をくださった方もありホッとした。

さて、小学校1年生の時、風船で飛ばした手紙が15年後に深海から出てきたというニュースがあった。それもカレイに糸が絡んでいたという事実にびっくり。あまりにも夢みたいな出来事で、テレビや映画の題材としても絶対に考えつかないシナリオだと思うほどだった。

 殺伐とした暗い事件の多い世の中だが、そんな中に飛び込んできたノスタルジック・ロマンに心和ませた人が多くおられたものと想像する。

 しかし、そんな夢みたいな物語が、厳しい現実を教えてくれるメッセージであることも忘れてはならないだろう。海の中に15年間も存在していたという事実、そこに人間の化学が創り出した「紙質」という問題が秘められているからだ。

 ビニールなどポリ系が含まれた資材だろうが、そこに文字を書いたインクが消えなかったということにも驚き。考えてみれば、世界中の海の中に半永久的に彷徨う化学産物が数え切れないほどあるということ。地球環境問題への警鐘とも考えたいではないか。

そんなところから、ふと思い出したのがニュースで観た汚染された中国の川の衝撃的な映像。それらが東シナ海や日本海に流出している現実にゾッとした。

  一方で、ハワイやアメリカ沖で捕獲されたマグロに水銀が蓄積されているという恐ろしいニュースもあった。水俣病の原因となった化学物質が、太平洋に蔓延し ているとは衝撃の話。偏食からマグロを食したことのない私だが、大間や焼津などが特集されるマグロの番組を観ながら、好まれる皆さんのご胸中を拝察申し上 げる。

 今日、冷え込みから歩いていると手が痛くなった。そこで今冬初めて手袋をしたのだが、するっと滑る生地が災いして2回も携帯電話をコンクリート地面に落としてしまった。

 それにしても最近の機器は衝撃に強い。私が中学入学時に買って貰った腕時計なんて、10センチほどの高さから落としても動かなくなるほど脆弱なものだった。

 しばらくするとシチズンやセイコーという時計メーカーが「パラショック」や「ダイヤショック」という機能付のものを発売したが、それでも机の上から床へ落としたら修理行きというレベルだった。

  そんな競争原理に生まれる技術研究が発展進化する中、我々の仕事である葬儀の「ありかた」に対するニーズも急変している。しかし、そこに絶対に不変なもの は大切な人を送るという「悲しみ」のハート。それを「そうなんだ!」というように、少しでも「不幸でない」ひとときがプレゼントが出来ればと考える弊社の 企業理念。そこにスタッフ一同から全ての取引先との「やさしさ」の共有が重要となっている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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