2008-01-28

選挙が終わった  NO 2106


 久し振りに銭湯の話題から。いつもより1時間ほど早めに行ったら、その時間帯の常連さん達が集まっている光景が目に留まった。その中心になって囲まれている人物は、何とお通夜を終えられたご遺族の方、昨号で書いた2人のお弟子さんの内のお一人だった。

 ご自宅に伺った担当スタッフから「映画俳優みたいな人がいました」と報告があったが、その人が私の青春時代の記憶にある人物。ご祭壇に飾られたご遺影を拝見しながら、40年以上前にタイムスリップしたような思いがした。

 お昼の葬儀を担当、ご出棺後にスタッフから「これが届きました」と大きな紙袋が。それは、近所の蕎麦屋さんの奥様からの差し入れ。百貨店に出掛けられた際にお土産としてプレゼントくださった「ドンク」のパン、それに健康食という「干しブドウ」のパックだった。

 事情があって毎日外食中という私、それを知られて届けてくださったようで手を合わせた。

 午後のティータイム、スタッフから「本社にお客様が」との連絡が。急いで行ってみると地域の役員さん達7名が来られており、80名様ほどの総会と会食会場として使用したいとのご要望。いくつかのパターンをボードに書いて説明し、全員一致で「決定」ということになった。

 雑談に入ってからお一人のお話しに驚いた。ある新聞社主催の講演会の講師を担当した際に、その方が受講者の中におられたそうで、そんなご仏縁にも感謝の合掌。世間とは広いようで狭いことを改めて実感した。

 最近、家族葬が多い。ご遺族が地域の役員さんに「故人の遺志で家族葬を」とご挨拶に行かれても、二通りに分かれるケースがあるので紹介を。

 ひとつは「故人の『ご遺志』とご遺族の『ご意思』通りに」ということだが、もうひとつが「知った以上、見過ごすわけにはいかない」ということから、地域に回覧板で訃報通知をされること。

 後者は多くの弔問者や会葬者が参列されることになり、ご遺族には想定外の負担が覆い被さることになってしまい、中には国会議員や府議会、市議会の先生達が会葬に来られることもあってびっくりする。

 現在の家族葬の現実にも問題があることは事実だが、非日常的な葬儀という出来事は進歩もなく時間が停止している観を抱く。それらを随分昔から予想してきた我々研究会のメンバー達、その想像していた通りの弊害が表面化してきたこの頃である。

 大阪府知事選挙が終わった。午後8時の投票締め切りと同時にテレビに「橋下氏、当選確実」とテロップが流れた。社会には誰が当選しても同じみたいな空気が流れているが、期待を失望させないようにと願いたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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