2008-03-14
女性歓迎の業界です NO 2150
夕方を迎える前、天王寺から四天王寺を経由する5キロ行程で歩いてきた。歩くと不思議な現象が起きる。手の指と腕時計を着ける部分が太くなってくるからだ。無責任で勝手な想像だが、血流が活発になっている血管が太くなっているみたいだ。
道すがら、あちこちに貼られたCMのキャッチコピーや標語に目が留まり、幾つか手帳に控えてきたので紹介を。
『私達は「和」を奏でる』とあったのは、四天王寺学園の中学、高校の生徒募集のポスターだった。
境内に入ったら、大きな掲示板に「おこるな」と題して、聖徳太子のお言葉が筆書きされていた。『忿(おこり)を絶ち、☆(おこり)を棄て、人の違(たが)う恕らざれ』
(☆の字は、私のパソコンでは出なかった。左側は「貝」、右側はカタカナの「ヒ」の下に「貝」であった)
駅の構内にある旅行のポスター、そこに素敵な川柳的なコピーがあった。
『エステに行っても心までは洗えない』
『流行を追っていてもオシャレにはなれない』
『ダイエットをして頭の中まで絞れない』
上記の3番目の写真には「座禅」の光景が描かれてあった。
四天王寺を東へ下ると、黄檗宗の中国風寺院「清寿院」さんがある。そこの掲示板に『一本の草花も命いっぱい生きている。あなた、今日一日をどう生きますか』とあった。
そこから少し南へ行くと神社があり、本殿に神社庁の名が入った貼り紙に次のようにあった。
『一所懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る』
言葉とは面白いもの。他人の心を慰めることも出来るし、その反対に傷を与える強烈な武器や暴力ともなる。人に生まれて多くの人との出会いがあるが、言葉の美しい人との出会いも人生の宝物となろう。
ある同業者のブログに「商談」という言葉があった。我々の業界では避けたい言葉のひとつ。気付かれたら訂正を。
教育テレビで、東京の大手葬儀会社で働く若い女性にスポットを当てた番組があった。アメリカの多発同時テロの現実に「悲しみ」という大切な人生のキーワー ドを見つけ、純粋な心情でこの業界に就職した行動は立派なこと。心から頑張りなさいとエールを送るが、果たして彼女が弊社の葬儀を体験したらどのように変 化するのだろうかと興味を抱く。
まずは、これまで担当してきた葬儀は何だったのだろうと衝撃を受け、次に進むステップで悩みが先行してしまうと推察する。
そんな体験をされた方々が、これまでに何百人おられただろうか。故に、私のセミナーでは、冒頭で「受講者の皆さんは、ある意味不幸になります。そして幸せを見つけるまで進んでください」と伝えるのである。
葬祭業は、ホテルマン以上の資質が求められる究極のサービス業である。そこに女性特有のホスピタリティが「癒し」や「慰め」につながる大きなパワーが秘められている。弊社は昔から女性の活用に積極的だったが、そんな背景があったからである。