2008-04-02

エイプリルフール  NO 2167


 昨夜に書いたお通夜で不思議な出来事があった。それは、隣席にいた人物の携帯電話から始まったことなのだが、いつかそのことについて書いてみようと思っている。

  4月1日は忘れられない日でもある。45年前、。高校2年生を迎える春休み、友人達とハイキングに出掛けた「仁川」で右腕が「くの字」になる完全骨折。そ のことを家に電話で伝えたら姉が全く信用せず、応急処置だけの三角巾姿で帰宅した私の腕を触り、「副え木」の感触を確かめても疑ったまま、付き添ってくれ た友人の真剣そうな表情で、やっと「大変!」と理解、当時の寺田町駅近くにあった「接骨院」に治療を受けに行った。

 確か「大学堂」とい うような屋号だったように記憶しているが、現在の国道25号線にあるお好み焼き店「千代」さんの真向かいぐらいだった筈。完治まで約3ヶ月間を要したが、 マッサージを受ける前に、中が空洞になった透明のプラスチック棒に紫外線みたいな電気光線が走るのを見ながら、<こんなの効き目があるのかな?>と疑問を 抱いていたことも憶えている。

 2年前の今日は、大阪赤十字病院の病室にいた。3月20日に手術を受け、術後順調というところから数日後に退院という時期だった。

  過去を調べてみると、10年前の今日は、業界関係者向けの講演で他府県へ行っていた。2日間同じ午後の時間帯の講演ということから、夕方から次の日の午前 中までを持て余し、それから講演は2日間連続を一切受けないようにし、代わりに6時間セミナーなどを行うようになった。

 3日から関東方面へ出掛けるが、朝から出る予定が仕事の関係で午後になりそうだ。

 もう、この年齢を迎えて司会という世界も大変だ。スタッフに「ハート」と「技術」を伝授する年代とも言える。ここでやっかいな問題が「体感に勝るものなし」ということ。教室と現実の場では全く異なる空気が生じるもの。

 受ける側の思いも様々だろう。環境からの責務で「やらなければならない」と意識する人もあるだろうが、「やりたい」と思う「強い心」がなければ成長が出来ないと断言する。

  言葉のスタートの「音階」に気をつけるように意識しなさいと教えているが、飲食業などの「いらっしゃいませ」が「ソ」で、看護師さんの「おはようございま す」は「ラ」、「今日の様子は如何かな?」という医師の言葉は「ド」なんて講義をすると、受講者がみんな唖然として聞いている。

 葬儀の 司会は「ド」から「ラ」ぐらいまでを、場面と光景で使い分ける技術も必要だ。アナウンス、儀式調、鍵カッコ、ナレーション、問い掛けバージョン、慰めの言 葉、説教型トークなどでは異なって当然であり、その体感をした人達が急激に技術アップすることになるが、忘れないで欲しいことは技術アップだけを目指すこ とではなく、謙虚な姿勢で自身の心を研鑽し、そこから自然に生じる「やさしさ」こそが葬儀司会の究極のテーマだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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