2008-05-08

鯨幕?  NO 2197


 軍事力を中心とする勢力が政治の中枢にいると国民が不幸になるのは世界中の歴史が物語っているが、未曾有の被害が報じられているミャンマーの国民があまりにも気の毒だ。

 北朝鮮と同じで、外国からの支援物資の大半が被災者に届かないだろうと想像するが、情報管理をする国家がどれほど不幸な世界に包まれてしまうのかを考えると恐ろしく、国家のトップが来日中の中国にも同じような感じを抱いてしまう。

 パンダの模様ではないが、白黒を決着しなければならない問題が山積みなのに、どうも互いの友好で留まり、現実的なことは餃子のように中に包まれてしまう結果を迎えるようだ。

 ある人物が「日本人は不幸だ!」と言い切った。その理由は日本人社会には情報があふれ、危機感を抱いている人がいっぱい存在するからだそうで、地球環境問題や100年後のことを心配することそのものが不幸だと言うのである。

 確かに工場廃液や酸性雨などを気にしない中国の国民性を考えると言い得ているかもしれないが、その裏側に悲惨な現実が起きていることは常識的に想像出来ることで、近い将来に取り返しのつかない悲劇を迎えることに恐怖を感じる。

 先進国のゴミと化した電化製品の大半が中国に流れ、それらを分解して生活を営む地域のニュース映像を観たが、もう確実に悲劇の道を進んでいる現実に寒々しい思いを抱いた。

 中国といえば「四千年の歴史」という言葉が思い出されるが、その歴史の中から学ぶことが多い筈なのに活かされていない現実の背景に「共産主義」と「資本主義」の融合があるように思える。

 数号前に「偶然」と「必然」について触れたが、道を誤らない選択をするにはそこまでのプロセスを考えることが何より重要であり、そこに先人が刻んだ歴史の存在が見える筈。

そんな中、中国の人達に対して恥ずかしい思いを抱く「吉兆」の事件なんて信じられない話だが、仕事に「使命感」が失せれば作業のレベル。老舗という歴史の上に胡坐を掻いた経営姿勢が生んだ喜劇のように思えてならない事件。

  反則で話題になった亀田選手の会見での「ゼロから出発」発言ではないが、「マイナスから出発」ということ事態が社会では許されないことと考えるべき。故に 船場吉兆の時間が進むことはないだろうが、考えられないことを命じられていた社員の心情を想像しながら、正道を歩む会社を社員と共に進みたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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