2008-05-17
手を合わせながら NO 2206
悲惨な中国の被害状況が映し出されるニュース、あまりにも犠牲者の方々が多くてご遺体が野ざらしにされているというリポーターの実況の言葉に悲しい思い が。あちこちの川が土砂崩れで塞き止められてダムのようになり、限界を迎えた瞬間に決壊して土石流による二次災害の危険性が高いということも心配だ。
一方で、大規模なダムに亀裂が生じていたら大変というところから、放水することで対策を講じているが、それさえも被害状況の把握が出来ずに下流に居住する人達に恐怖感が募っているだろう。
水や食料などの救援物資の他に、負傷者に不可欠な医薬品が大量に必要だが、その後で始まる食糧難の問題が想像も付かない現実を迎えるかもしれない。
一方のミャンマーの軍事政権の愚かさに腹立たしい思いが。海から上流に90キロも遡った地域で川の水が高潮の影響によって4メートルも上昇したそうで、それによって犠牲となった人達が多かったと報じていた。
海に近い地域の田園地帯、そこに海水が入ってしまっていたら穀物や野菜を栽培することに大きな問題が発生するし、命を失った家畜や犠牲者のご遺体が放置されているところもあり、そこで伝染病の発生と流行が懸念されている。
多くの犠牲者が生まれる出来事には、天災以上に「人災」が多いというのが歴史が物語る常だが、スターリン、ポルポト、ヒトラーなど狂人的な独裁者は「人でなし」の典型であり、周囲には「イエスマン」しか存在しないというブレーンを構成している。
そんな中で心配するのが大国ロシアのプーチンという人物の行動、いやはや金将軍様など近隣諸国に危険な人物がいっぱいいるので恐ろしいではないか。
ポルポト政権の時代、医師、弁護士、教員など、所謂インテリ層は危険ということから虐殺した信じられない悲劇も起きているが、地球上には悪魔の化身という ような危険人物が自身の欲望に踊らされていることも少なくなく、未だに外国からの援助を拒否し続けるミャンマーの軍事政権の恐ろしい愚か者達が理解出来な いところである。
他人に危険を与えるのは自身が危険を感じるからということもあろうが、何度もこれまでに書いたように、戦争と宗教は人を変えてしまうから悲劇につながるもので、我が国にもそんな危険が潜んでいることも知っておきたいものである。
そのような近隣諸国の惨状を知りながら、私も日々に与えられた仕事に従事をしているが、昨日のお通夜で拝聴したご法話の内容に感銘を受け、その高度なトーク技術にも驚いた。
親子の絆、命の伝達、親子と夫婦の愛についてやさしく説かれた内容には弔問者の皆さん画が頷かれ、これも不幸の中で「不幸でないひととき」につながったような気がした。
お通夜やご葬儀に、故人の晩節のお世話を担当されたお医者さんや看護師さんが参列されることもあるが、そこで交わされるご家族とのやりとりに「看取り」という言葉の本義が見事に物語られているようで、そんな光景を目にすると何かホッとする私である。