2008-06-11

偏食の裏側で?  NO 2221


 近所の蕎麦屋さんに入ったら「これをどうぞ」とカボチャの煮物を出してくださって恐縮。それは、九州への出張の際に農協でお世話いただいて持ち帰った物。食材そのものも良いのだろうが、何より味付けに定評のあるご主人のハートがじっくりと煮込まれているような気がした。

 美味しいものを食すると幸せを感じる。過日に立ち寄った近くの料理屋さんでの若女将の話に興味を抱き、そこで発展した「食談義」を少しだけ披露申し上げよう。

  先代のご主人夫婦から交流のあるその店だが、若女将が「あそこは美味しい」と言ったのは、私もよく知る「お好み焼き」店のこと。「マスターよりお母さんが 焼く方がはるかに美味しい」という彼女の言葉に同感を覚え、昔ながらの「味」に郷愁を感じる幸せ感で話しが盛り上がった。

 また、若女将から「こんなことを始めました」と名刺を頂戴したが、それは「ラーメン店」で、大阪の中心地にある北御堂の近くで数日前に開業されていた。

そ こで話題進展となったのが「ラーメン」のこと。日本中でブームとなっているラーメンだが、そんな中で素朴な味の「中華そば」が見直されていると私の体験談 を話し、冒頭の蕎麦屋さんの「中華そば」の人気が高いこと、そして商店街の中にある2軒の「力餅」という食堂の「中華そば」と「カレーうどん」が最高とい う会話が弾んだ。

 豚骨や鶏がらのダシが駄目な私は、カツオ、昆布、ダシ雑魚を使用した味付けを好み、中に入っているチャーシューとシナチクを残すので申し訳ないが、何度か行く内に省いてくださるようになった店もある。

  自分でも呆れるほど好き嫌いの多い食問題だが、近くの喫茶店で朝食の「スナックセット」や「昼食時の定食」を注文したら、オーナーの奥さんが「ハム抜き」 「コロッケ抜き」と厨房に居る人達に伝えられ、周囲に座っている人達から変な視線で見つめられることをいつも体験しており、ちょっと恥ずかしい思いをして いるのである。

 和風会席の宴会なら私の隣席が特別席という風評も流れており、それを知らない方が座られたらびっくりされる程残すので困るが、絶対に食することの出来ない「カニ」や「きのこ類」は皆さんが歓迎されるようで、もったいないのでいつもお願いすることにしている。

  ある時、事務所内に誰かが差し入れてくれた「たこ焼き」で、中に入っている「たこ」を出して食していたら「信じられない!」と笑われたが、これは、社員や 友人達なら話せるが、知らない人の前で分からないように「たこ」を取り出すテクニックも大変で、好き嫌いの多い自分の不幸を嘆くひとときともなるのであ る。

 我々の仕事は食事が不規則、特に昼食時間は葬儀の時間と重なるところから大変で、そんな時に「お好み焼き」と「たこ焼き」が重宝される裏事情もあり、マイクを担当する開式前には乾燥感のあるパン食よりも歓迎している秘話も吐露申し上げる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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