2008-06-17

被災地に手を合わせ  NO 2227


 地震の現実を伝えるニュース映像を目に、崩壊した山間部でズタズタになった道路に<通行していた車はなかったのか?>と心配でならない。そんな中で余震が続き、もう300回を超えているというのだから現地の方々は大変だ。

  NHK番組の「時論 公論」を観ながら気になったデーターがあった。それは新潟中越地震の際の犠牲者のことで、家屋の崩壊などの直接的原因で亡くなられた 方よりも、その後の精神敵不安やエコノミー症候群、また持病の悪化などで亡くなられた人達の方が多く、援助する側のケアという配慮が重要と解説していた。

  毎日毎日おかしな事件のニュースが報じられている。数日前にも書いたが、秋葉原事件に触発されたらしい連中が犯罪予告をネット世界に書き込んでいるという 愚かな行為、警察が徹底的に調べて検挙すると調査行動を始めているそうだが、被害者や遺族の存在を考えたら、威力妨害や軽犯罪ではなく厳罰に処するべきだ と思うのは私だけではないだろう。

 大阪ミナミのアメリカ村の落書き事件の逮捕者に判決が下され、執行猶予5年の懲役刑が処されたのも今日で、滑稽な目出し帽姿で防犯カメラに映っていた映像が逮捕につながったという事件だった。

 トンボ鉛筆の役員が覚醒剤で検挙されたニュースもあった。執行猶予中というのだから再犯になるが、芸能人にも繰り返された例もあり、薬物中毒とは中々断つことは難しいようだ。

 小学生時代に使用していた鉛筆は「三菱」「トンボ」「コーリン」だったと記憶している。中学生になった頃に「ユニ」というブランドの高級品が登場し、筆箱の中の鉛筆がすべてユニだった同級生のことが羨ましく思っていた。

 その人物とは思い出がある。夏の林間学校で奈良県の秘境と言われる大峰山に参加。女性は登ることの出来ないところから女子は稲村ヶ岳に登ったと記憶している。

  天王寺駅前の阿倍野駅から出ている近鉄南大阪線の下市駅からバスに乗り換えるのだが、ここから登山口のある「洞川(どろがわ)」までの行程が大変。当時は 狭くて地道が大半、すれ違いさえ困難なカーブの多い難関コースで、下を見れば失神しそうな谷底が。そこで大半の人がバス酔いしてしまうという道路でもあ る。

「洞川」の川沿いに旅館が並び、その中の「西儀」という旅館だったと記憶しているが、夜中に枕投げをやり、前述のクラスメートが電球 を割ってしまい同室の皆が先生から説教を受けたのは当然のことだが、その時の「こんな山奥で電球1個がどれだけ貴重なものか考えろ!」と言われた言葉に説 得力があった。

 大峰山は「信仰の山」として有名で、修験道の存在から山伏姿で登られる方々が多く、我が家の近くにも「講元」を開いている方や「先立」の資格を有される方々も多くおられる。

 大峰山に美しくて珍しい花の存在がある。如何にも謙虚そうに俯き加減に白い花を咲かせる「大山レンゲ」と呼ばれるもので、中国では「天女花」と呼ばれ、我が国内のここに自生していたのが発見されたのは明治時代だったそうである。

 最近、四国八十八箇所巡りがブームだが、大峰山や大台ケ原も人気が高いよう。写真などで紹介されている現実に酸性雨の影響から枯れてきているのが気に掛かる。信仰とは、自然そのものに手を合わすことにも大きな意味があるものだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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