2008-09-25

増えつつある問題から  NO 2276


  喫茶店での朝のモーニング、また短時間で済まそうと昼食に入る蕎麦屋さんなどだが、その時間帯によって来られている常連客が決まっており、そこで「ちょう ど、よいところへ来てくれた」と質問をされ、それが店内にいた皆さんに対するミニ講演会のようになることも多くなってきた。

 私の仕事を知っている方々なら抵抗ないが、話題が葬儀、お墓、お仏壇など仏事に関することから、偶々来られていた人達の驚きの眼差しを感じながらも興味深く聞き耳を立てられ、新しい質問が飛び出すことも少なくない。

 立場上で悩む問題が旦那寺さんのことで、所謂お檀家の方々が毎月ご訪問くださるお手さんに対する問題が増えてきているということだ。

 特に目立ってきたのがご住職のご高齢に伴う問題。自宅の2階にお仏壇があるケースで階段が無理という現実に遭遇されて悩んでいた人もあるし、後継者のないお寺と檀家さん達の難しい悲劇が置きつつある現実に憂いを感じるこの頃でもある。

 同業者との交流が全国的にある私だが、電話やメールのやりとりの中で上述の問題が確実に増え、その中で難しいなあというのが忘れっぽくなられたご住職の存在で、お通夜や葬儀の時間や式場を勘違いされるということである。

 中には1時間以上の早くから起こしくださるケースもあり、<あれっ!?>と伺うと時間の勘違いということも何度か体験したし、ご読経を終えられた後のご法話で同じことを仰るのでご遺族や弔問者が驚かれたことも何度か起きている。

  どんな世界にも「勝手な思い込み」というものが起こすハプニングが付きものだが、お枕経の際に「式場は本館ですよ」と念を押したのに「西館」に来られてし まっていたり、「式場の電気が消えて真っ暗なんだけど」と電話が入り、近くの地域の会館に行っておられた出来事もあった。

 お通夜の始まる15前になってもお姿が見えない時にはハプニング対応モードも重要で、お寺さんへの電話確認から始め、渋滞などで遅れる情報が入れば最善の時間調整を考慮、時にはお寺さんに責任が及ばないというようなコメントやトークで式場空間での時間
稼ぎということも必要だろう。

「交 通事情でお寺様のご到着が15分ほど遅れるそうです。開式のお時刻を7時15分頃からと考えておりますのでご海容を」なんてアナウンスで正直に伝えるべき ではないだろうし、プロの司会者なら前方に出て、15分や20分ぐらいの時間つなぎの話題がなければ一流とは呼べないだろう。

 こんな様々なハプニングの発生に対するアドリブをどうするべきか、それにはどんな内容がベターなのか、そんな社内研修も大切で、そこでもチームワークが何より重視されてくるのである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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