2008-10-09
混乱の中での朗報 NO 2287
歩いているとスタッフから電話が。朝から火葬場での「お骨あげ」を終えられての帰路、私に会って御礼をとのことで恐縮、急いで式場に行った。
ご夫婦でご来館されており、涙ぐまれるような雰囲気で「有り難う」と仰られた言葉が嬉しかったが、スタッフ達の対応がやさしかったことに感動くださったことが私にとっては何よりだった。
「家族」が突然に「遺族」になられて非日常的なパニック状態に陥られる中での対応は簡単ではないが、携わるスタッフ全員が一生懸命に対応することが最高のおもてなしにつながり、そこにホスピタリティの真意があると言えるだろう。
最近、事前相談に来社や来館される方が多くなったが、「縁起でもない」とのご心情を飛び越えられてのご決断によるご行動の結果は、予想以上の安堵感につな がるようで、お帰りの際のご表情に変化が見えることも確かであるが、それ以上に「Ⅹデー」を迎えられてからのご葬儀にあっては、パニック感の軽減による余 裕が生じ、ゆっくりとした環境でお送りされることが出来るわけだ。
存命中に不謹慎とのお考えもあろうが、「Ⅹデー」までに残された日々と時間の有効活用を提案申し上げ、「おくられびと」「おくりびと」側の両者に少しでも後悔がないようにと願うアドバイスが喜ばれているのも確かである。
さて、昨号で経済問題に触れたが、今日はいよいよ厳しくなり、遂には円高まで波及してきて大混乱の様相を見せている。
我々団塊世代が迎えた定年時期、そこで得られた退職金を投資に回して衝撃の現実を迎えてしまった知人も少なくないが、どこかの会員名簿から電話を掛けてくるセールスマンも勧誘も腹立たしいと嘆く人達の声を聞きながら慰めている。
年金だけではなく保険に関してもおかしな問題が続発している。みんな運用利益を目的に安易な投資をしてしまった結果だろうが、中には詐欺に近い悪質な組織が暗躍していることもしっておきたいもである。
こつこつと重ねた研究が、30年、50年経ってから注目を浴び、ノーベル賞に輝いたという喜びの社会状況も迎えているが、安易な発想から利益を追求しようとする株や先物取引とは全く相反する両極端であることを顕著に物語る教訓かもしれない。
受賞者の皆様に「凄いですね!」と手を合わせて拍手を送り、明日の文学賞は?と楽しみにしよう。