2008-11-19

次々に!  NO 2315


  昨号で飲酒運転による事故に触れたが、警視庁の警視たる人物が酩酊のような状態で事故を起こしたニュースにはびっくり。被害者が重症でなかったのは不幸中 の幸いだが、喫茶店で耳に入った「警視が人命を軽視するとは何事だよ!」というオヤジギャグを笑う気がせず、心底から腹立たしい思いのする事件だった。

  また、26歳の俳優が居酒屋で暴力事件を起こし、駆けつけた警察官への公務執行妨害でも検挙され、所属するホリプロでの謝罪ニュースもあったが、「初心に 戻って」とか「一から出直し」「ゼロから出発」なんて言葉に違和感を覚え、「マイナスからの出発」ではないかと伝えたくなった。

 酒で事件を起こすとは人格の欠如、会合の宴席で「無礼講」という言葉を発する人物を軽蔑したくなる私は変人かもしれないが、少なくとも自身を見失う「酔い」という不覚だけは避けたいもの。理性、限度、礼節などの人格につながる言葉を是非思い出したいものである。

 同様なことで世間を騒がせているのが麻薬に関する事件。大学生から高校生まで蔓延している現状には驚きだが、常習者が起こす危険性のある事件の被害者になるなんて御免蒙りたいもの。周囲にそんな人物かいないか確認をしておく時代かもしれない。

 異常な行動をしている常習者を見て驚いた経験があるが、その虚ろな目には、もう人間性が感じられなかったので寒々しい恐怖感を抱いた。

 中学生のシンナー遊びや喫煙もあるだろうが、それらが反社会性の人格形成の入り口であることも確かで、放任主義の家庭教育の結末が悲劇を迎えることも必然であり、ただ願うは被害者が出ないことだけである。

  深夜のニュースで「テロか!」という衝撃の事件が報じられていた。埼玉と東京で発生した元厚生次官に関する連続殺傷事件だが、間違いなく朝刊の一面トップ 記事として採り上げられ、社会面でも同じような取り扱いとなる大事件となるような問題が秘められているようで、その恐怖のミステリーは社会を震撼させなが らワイドショーや週刊誌の格好のネタとして扱われるだろう。

 日常生活の中でこんな恐ろしい事件が起きる。最近の犯罪は「何でもあり」の傾向があり、被害者にならず一日を過ごせたら幸運というところまできているのではないか。

「車 は走る凶器」という言葉もあるが、それを操る人間の「狂気」こそが「凶器」になる筈。そんな加害者予備軍がうようよ存在する昨今は、自分を守る知恵も大切 だし、高齢者や弱者をターゲットにする「振り込め詐欺」などが横行する社会は、まさに病んでいるとしか言えないだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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