2009-01-01

大晦日から新年へ  NO 2336


 毎年恒例の除夜の鐘のお手伝い、妻を伴って出掛けた。私は作務衣姿でお塔婆の焚き上げを担当、妻は着物姿で甘酒を振る舞う係りを手伝っていた。

 戒名の記されたお塔婆、その中には私が葬儀を担当した方々が300名様ぐらいはおられる筈。数珠を片手に一枚ずつ心の中でお念仏を唱えながら焚き上げた。

 火の番は寒くないのが特権だが、舞い上がる灰の洗礼だけはどうしようもなく、毎年自宅前の銭湯にお願いをして夫婦揃って最終客となっているが、今年はいつもより早く帰宅することが出来「ゆず風呂」にゆったりと入ることが出来た。

 ゆず風呂の湯船の底には注意が必要で、特に身体を洗ってから入る場合にはタイルで滑ることがあるので気をつけたい。

温めの湯船の中で一年を振り返る。この1年に読んだ本の中から抜粋した好きな言葉を思い出し、それらを丸暗記しているかどうかを確かめてみた。

『出会いは偶然 別れは必然』 『人は長生きすることを望み、しかも老齢を恐れる』
『職業に貴賎はない 生き方に貴賎がある』 『前世を知りたいなら今の自分の状態を見よ 来世を知りたいなら今の自分の行為を見よ』

 まあまあ覚えていたようで、逆上せない内に解決に至った。

 年末に獣医に連れて行った我が家の悪猫だが、診断されたのは結石ということ。専用の餌に混ぜて服用させる薬などを含めると支払い額にびっくり。ペット保険加入を真剣に考
るべきかもしれないと思いながら、年末調整の医療費負担に加算出来ないのかななんて横着な考えも。

  成長産業と考えられている我が業界に様々な異業種参入が目立っている。現場をしらない人達が経営者となって営業をされているのだが、人の死、宗教観、人生 観、悲嘆の心理などが理解できなくては人生終焉の処理係のような仕事となってしまう。もっと研鑽をされ、少なくとも葬儀の本義と宗教の基本程度は勉強して 欲しいものだし、司会が単なる進行係ではないことも学ぶべきだと提言したい。

 平成21年の幕開け、私の「生かされた証し」のページが続く。それがどこまで到達出きるかは不明だが、少しずつ毒舌も増えるだろうと予想しており、同業者や宗教者の方達から嫌われるだろうと想像している。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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