2009-01-09
火の用心 NO 2341
全国で火災による不幸な出来事が続いている。空気が乾燥しているとしても原因の大半は何かにつながる人災と想像されるし、中には心が乾燥してしまったのか放火という卑劣な行動に及んだ事犯も報じられていた。
就寝中の火災発生、気がつけば火の海、煙に巻かれて逃げ場を失うなんて想像するだけでも恐ろしいこと。財産だけではなくひとの心まで灰にしてしまう火事だけは気をつけたいものだ。
この数日の火災のニュースで、お仏壇に線香を供えるための着火器具のガス装填時にタオルに着火し、早朝火災から家族の多くが被害に遭われたケースもあった。
もう30年以上も前のことだが、消防庁発表の調査に線香、ローソクを原因とする火災が年間に600件以上もあると報じられていたが、当時、お仏壇周辺から 出火した火災が確かに多く、そこ頃からご葬儀を終えられたご遺族に、中陰期間のお灯明や線香には細心の注意をとアドバイスを行ってきた歴史もある。
お出かけ時には「ごめんなさい」と手を合わされ、電気の灯明でご辛抱願うことも仕方がないし、軽度の地震でもローソクが倒れる危険性を考えても欲しいものである。
随分昔の夏のこと、あるお店の2階から出火、消防車の到着が早くて半焼で済んだ火災があったが、出火原因の調査で判明したのはお仏壇ということになり、ご 家族の事情聴取で、亡き先代さんのご命日に大好物の蒲鉾を備えられていたそうで、どうやら近所の猫が開いていた窓から部屋に入ってローソクを倒したのでは という憶測に至った事件だった。
他にもお供え物にネズミがやってきたというケースもあったし、幼い子供さんがお菓子を手にしようとしたことが原因という不幸な出来事もあった。
電気ストーブやガスストーブなどの火のある状態で、幼い子供達を残して少しの時間でも親が出掛けることは、絶対にやってはいけない恐ろしい行動。そんな不幸の犠牲者が報じられる現実はあまりにも悲し過ぎて許せない大人の不注意だろう。
寝タバコを原因とする火災も多いが、酒を飲んだ状態で布団やベッドの中で喫煙するなんてそれこそ自殺行為と指摘されている。不燃性の敷物やカーテンならまだしも、布団や畳がどれほど燃え易いかは常識であり気をつけたいものである。
家電製品の劣化、中国製の不良品などのニュースも報じられていたが、命に関することは絶対に最優先で安全を重視するべき。そこに臆病であるべきというのが私の願いである。