2009-03-19

疲れるけれど  NO 2369


 朝の9時過ぎからリハビリが始まった。まずは日々の生活の中で不可欠な動作、幾つかの課題がどれほど出来るかのチェックから始まり、腰や腹部の矯正なども織り込まれ、たっぷりと1時間を要する内容だった。

 午後の3時過ぎからは歩行を中心とするリハビリ、やはりここでもお腹の内部の筋肉をつけるための運動があり、それが終わると車椅子と歩行器による運動活用方法についてご指導を受けた。

前の病院では車椅子は全て押して貰っており、自分で動かすなんて初めての体験。弱っている右腕のことが心配だったが何とか前進することが出来て安堵した。

 腕の筋肉を鍛えることも大切だが、車椅子を足だけで動かす運動もご指導いただき、続いては背の高い歩行器の練習。それをクリア出来れば貸与されることになり、今日は車椅子と両方がベッドの側に置かれている。

 車輪のある歩行器には恐怖感を抱いていた。ブレーキがないのでいざという時のイメージが湧かないからだが、歩幅を出来るだけ狭くすることによって安全度が高まることを知った。

 3メートル近い広さの廊下だが、ずっと一周することの出来る設計になっており、内回りで120メートル、外回りなら150メートルもあるのだから結構疲れる距離である。 

 部屋に戻るときれいな表紙の「お見舞いメール」が届いていた。親しい友人の3人の子供達からで、やさしい文章に涙が出た。

 明日は祭日だがリハビリが3種類もあるとのこと。それに大嫌いなMRIの撮影が入っている。前の病院で何度も撮影しているのだから貸出しがあってもよいのではと思うが、現在の容態を把握する必要があるようで仕方がないと諦めている。

  そうそう、今日はシャワールームに連れて行って貰った。シャンプーを済ませて背中を流して貰って部屋に戻ったが、その際に整髪のための液体を少しだけ付け たら、部屋にやって来られた療法士さんから「お香でも焚いておられるのですか?」と言われてびっくり。事情を説明すると「よい香りです」と仰った。

  夜、知人の女性が子供さん連れで来られ、ベッド周りから車椅子、歩行器などを除菌ティッシュで丁寧に拭いてくれて恐縮。その間、子供さんはベッド横の机で 算数の勉強。ふと覗いてみると台形や三角形の面積を求めるドリルだったが、遠い昔の記憶を辿りながら自分の怪しい数学力を再認識することに。

 主治医の先生や療法士さん達のお言葉に深刻な思いを抱くことになった。「退院する際までに何を望んでいるか?」ということで、取り戻したい機能の優先順位について考えさせられたのである。

 現実は厳しいが、与えられた試練に立ち向かう闘争心は誰よりも強いと思っており、信じられない復活を目指してリハビリに取り組む覚悟。明日から廊下をグルグル廻るつもりである。

 結びに更新を始めたこの「独り言」だが、右手や指のリハビリの一環として発信しているもので、徐々によくなってはいるが目の不自由なハンデもあり、誤字や脱字は何卒ご海容くださいますように・・・合掌
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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