2009-03-23

明るい兆し  NO 2373


 本格的な声のリハビリが始まった。車椅子を押して貰ってエレベ-ターで階下に降りたが、その階は小児病棟があって幼い子供達がいっぱい。孫達のことを思い浮かべたら涙が出て仕方なかった。

 言語療法室に入ってマンツーマンで指導が始まる。その流れの中でふと思い出したのが「西川 慶」さんのこと。彼が弊社のシーン本館で行っていた健康発声法によく似ていたからだ。

  京都大学工学部在学中はアメフト部のキャプテンとして活躍、トリオロス・パンチョスに傾倒してラテンの世界へ。懐かしいテレビドラマ「七人の刑事」の主題 曲を歌っていた歴史もあるが、シーンでのコンサートに何度もご出演願い、いつも多くのお客様の喝采を浴びられていたことが昨日のように甦ってくる。

 私より10歳も年上なのに、そのはつらつとした歌声にはびっくり。今もあちこちでご活躍だと伺っているが、ベッドの上にいる立場からすると羨ましい限り。元気になって是非再会を果たしたいものだ。

 夕食を終えてから歩行器で廊下を5周した。距離にすると600メートルぐらい。我が自宅から生野本通商店街の源ヶ橋まで往復した程度だが、現在の私にしたら大きな進展と言えるだろう。

  明日も10時10分、13時25分、15時15分からそれぞれ1時間のリハビリが予定されている。どれも半端じゃない指導。何より療法士さん達が真剣なの だ。そう言えば、前の病院のことはと疑問が生じるだろうが、前の病院の皆さんも素晴らしかったの一言。ここに改めて手を合わそう。

 リハビリの合間にシャワータイムがあったが、前回と同じでシャンプーや身体洗いに着替えは自分で行い、背中だけをスタッフの方に流して貰った。

 腹部に大きな手術跡がある。ちょうど3年前のものだが、「色々大病を患われているのですね!」との言葉に、「若い頃から不摂生と偏食してきたのが悪かったのです」と返したが、今回の疾病だけは想像もしなかった病名である。

 完全に崩壊していた右手の機能が奇跡的に甦ってきたが、次に奇跡をと願うのは「声」と「食事」を取り戻すこと。歩行に関しては、時間の流れの中で努力結果として戻ってくれると確信しているし、それぞれの専門家の皆さんのご指導に縋る日々を過ごしている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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