2009-04-03
心のリハビリ(続き) NO 2384
午前中のPTリハビリを終えると続いては昼食タイムのSTリハビリ、発声練習の前に病室で「誤嚥」という日常生活の中で大問題となるテーマの確認が行われた。
先生が持参された注射器から水を「1cc」「3cc」とスプーンに入れて飲み込み、聴診器で喉の調子を確認しながら飲む毎に発声確認もされた。
転院前の病院では、最終の一週間の朝食はパン食で、時には若過ぎて固いバナナまで出ていたし、豆腐料理は木綿豆腐と玉子豆腐が交互に出されていたが、現在 の病院ではずっとお粥とペースト料理が続き、豆腐までペーストなので<何と慎重な!>と思っていたが、体重測定で減量していることを知り、担当の先生にお 願いしてこのテストとなったのである。
朝食後に3種類、夕食後に2種類の薬を服用しなければならないが、誤嚥で気管に入ったら大変で、 それらをお粥や副食のペースト料理の上にふりかけている現在。食後にお茶を飲むテストも行われたが、一度の量を少なく制限することで誤嚥には至らず、何と か来週中頃には形のある料理が出されるものと期待している。
午後のOTのリハビリが終了した頃、昨日にやって来た孫達がやって来てくれ、デイ・ルームで過ごしているところへ友人から電話があり、孫達が喜ぶ名物菓子のプレゼントが届いて恐縮、みんな嬉しそうに頂戴した。
明日に帰京すると聞いたが、とにかく事故のないよう気をつけてと手を合わし、「子供の怪我は親の責任」という言葉を伝えておいた。
3人の母親となった娘の誕生日は去る3月28日だったが、その日、初孫にハプニングが起きていたことを教えられた。
二段ベッドの上から飛び降りた際に手の指を痛めたのだが、誕生日パーティーだから沈黙を貫き、次の日に痛いと訴えて医者に診せたら骨折していたそうで、いかにも初孫の性格らしいと思う爺さんとなった。
さて、私のベッドには「お守り」や「お札」がいっぱいある。中にはわざわざ祈願くださったものもありそれこそ恐縮の極みだが、人の心のやさしさとあたたかさに涙しながら手を合わす日々である。
ソフトなティッシュ・ペーパーに除菌ティッシュが2種類。リハビリ用タオルに玉子型リハビリ・グッズ。脳神経をリラックスさせるテープ入りのカセットデッ キやオルゴール。また「退屈しのぎに」と、日本の名旅館が掲載された雑誌から健康資料まで、それらは全て友人が持参してくれたもの。
筋肉痛と「独り言」に書けば、スポーツ選手に欠かせない高額なスプレーオイルやクリームなど、ふと気がつけば手足の乾燥防止用のパウダーとクリームまであったし、「枕が合わないのでは?」と健康枕を届けてくれたこともあった。
部屋のテーブルの上にはガラスの器に桜の花びらが浮かんでおり、それを目にされた数人の看護師さん達が「わあ、きれい!」と感嘆した数日だったし、引き出しの中にはバンテリンとシップ薬まで入っていた。 有り難う・・九拝合掌