2009-04-04
転ばぬ先に NO 2385
廊下の「携帯電話OKコーナー」にいつも集まる患者仲間、その中の3名がこの中旬に退院することを知った。それぞれが仕事に復帰されるとのことで喜ばしい限りだが、その他に「焼酎だけが楽しみ」という長老も来月の連休過ぎに退院という予定だそうだ。
人とは何かの欲望があって生き甲斐につながるもの。それが酒でも孫の成長でもよいわけだ。
「高 齢になると、上に行けば息切れするが、それだけ視野が拡がり眺望がよくなる」という言葉を目にして<なるほど!>と頷いたことがあったが、昔から言われる 「高齢者は知恵の宝庫」こそ、知識ばかりを求める現代社会にあって忘れてはならないキーワードのような気がしている。
そんな長老と「囲碁」談議に花が咲いたが、途中からやって来た50代の人がゴルフ好きというところから話題が発展、いつか行けたらいいなと思いながら交わしていた。
午前中はOTのリハビリ、いつもと異なる若い女性の療法士さん。神戸から来ているそうだが独身とのこと。そこで結婚披露宴の際の意識改革を伝授、彼女は「なるほど!」と理解に至ったようで教えた甲斐があったように思う。
土曜日なのでリハビリは二つだけ。もうひとつのPTは夕方からあったが、終盤タイムに療法士さんから思い掛けない提案があって挑戦した。
それは、歩行器ではなく「杖」で歩くこと。そんな生まれてから初めての体験をしたが、歩くことは出来たが想像以上に杖の扱い方は難しく、かなり練習時間が必要な思いを感じた。
そんな姿を偶然に見られた長老が「すぐに慣れる。わしもそうだった」と教えてくださったが、その長老の歩き方を見ながら勉強していた。
明日は、日曜日なのでリハビリはひとつだけ。14時55分から発声を行うSTだが、その20分前頃から廊下を歩いて腹部を鍛えて調整しておこうと考えている。
外は大雨だったが、着替えを持参してくれた妻が真向かいの銭湯の女将さんから頂戴したという特別な「水」の入った2リットルのペット・ボトルを届けてくれた。
上述の患者さん達との会話の中でに「退院したら、まず何を?」と質問したら、全員が「うまいものを食べてビールを」と返されたが、私の場合には「まずは銭湯に」と思っている。
銭湯、それは私の人生にあって欠かせない日課であったし、これからも不変なのである。偶然に銭湯と医院の前に住むことになっているが、欠陥住宅の我が家は バリアフリーなんて一切関係ない。そこで近所の大工さんにお願いをして階段に手摺りを設置するように依頼しているが、眼科と整骨院もすぐ近くという環境。 これからの高齢時代には恵まれた立地の家と言えるかもしれない。