2009-04-12
静かな日曜日 NO 2392
病院内にいると外の気温は分からないが、病室の暑さからすると普通ではない感じ。そんな中、ネットのニュースに「夏日」との文字、さもありなんと納得した。
知り合った患者仲間に阪神ファンが多く、巨人に敗れて同一カード10連敗に立腹の声が強く上がっていた。
「敗 れて」で思い出したが、「国敗れて山河あり」という誤った文字を目にしたことがあったが、国が負けたのではなく「国破れて山河あり」が正しく、破壊されて しまったの意味が勝手な思い込みで間違ってしまったと想像しており、この「独り言」でも変換ミスなど同様の誤りが山ほどある筈である。
午前中のSTリハビリ、いつもの先生とは違う女性の先生。彼女は前にも担当くださったことがあるが、近々に友人の結婚式で台湾に行かれるとのこと。楽しい休暇を過ごされるよう祈りながら、再会時の土産話を楽しみにしている。
そんなSTリハビリが行われるのは3階だが、前にも書いたように私は3階に行くのが大嫌い。気が滅入っしまうからで、何かの障害のある幼い子供達がリハビリのために通院したり入院している姿に自然と涙が流れ、「神仏の存在は?」と言いたくなってしまう。
さて、様々な差し入れが届く。銭湯の女将さんお気に入りの水が2リットルのペットボトルで届いたし、色々な健康飲料水が数本も机の上に並んでいる。
それぞれに異なる味、何と言ってもこの暑さ、封を開けたら早めに空にしてしまわないと問題があるようで、勿体ない思いを抱きながら残りを洗面所で流すのである。
今日は、沈香の線香を持参くださった人がいた。枕元に置いておくと心が安らぐ香りであるが、そんなあたたかい心遣いに手を合わせた。
一 方で、目に効力があると言われるブルーベリーやビタミンのサプリメントを、わざわざ砕いて粉末にしてくださったものもあり、食事の際に少しずつ混ぜて服用 しているが、塩分の少ない現在の「お粥」状態を知られ「これは?」と「だしの素」を届けてくださった時にはびっくりした。
ただ感謝の合掌しか出来ない現在の私、退院の暁にはどんな方法で「お返しを」と考えているが、心のプレゼントに応える「かたち」となれば大変で、まずは退院後の一番の悩みの問題となっている。
明日は9時5分からST、10時10分からPT、15時15分からOTリハビリとなっているが、その間にシャワー・タイムもあるそうだ。廊下を周回してい ると外泊して戻られた人達数人と出会った。皆さんそれぞれに複雑な思いを秘められている筈。退院後の生活で自宅改造の打ち合わせに帰られた人もあるし、自 宅での問題点発見を目的とされた人もあったが、そんな中に奥様の満中陰法要に戻られた方がおられたので手を合わせた。
入院中に伴侶のご不幸を迎えられたとはお気の毒この上ないような出来事、それも同じ病気と伺って驚いた。
男 とは先に見送られたいと思っているもの。その典型的な私だが、奥様のために遠方から毎日欠かさずお世話に来られるご主人の姿もあり、リハビリ時にも側に付 き添っておられるので感銘を受け、患者仲間で「表彰したいね」との会話も交わされており、夫婦の絆という言葉を思い出す。
毎日やって来ていた妻だが、昨日と今日はご仏縁に結ばれるお寺様の総代さん達との団参旅行。岡崎市に在する著名な寺院へ参拝して大阪へ。「明日は行きます」と電話があったが、何かの差し入れを期待しよう。