2009-05-04
大丈夫かな? NO 2410
社会はGWの真っ最中、患者さん達の外泊も多く、院内は至って静か。STの個室のある3階には、いつも見る幼い子供達の外来の姿もなくホッとするが、廊下の病室前に並ぶ乳母車の光景だけには涙が出てしまう。<早くよくなって!>と手を合わせて通り過ぎる。
今日のSTの先生は女性の方。身体のリラックス運動をしながら交わした会話にびっくりすることがあった。何と、彼女は、私が出演していたテレビ番組を観ていたと言われ、その時のナレーションに衝撃を受けたそうである。
出たくなかった番組、知らない内に出演することが進められていた嫌いな番組、その中で披露させられることになったの2人のタレントのためのナレーション、 ちょっと嫌味な味付けとして「笑われる芸人から笑わせることの出来る芸人になった暁にはベンツを・・」というフレーズに対し、プロデューサーが「お見 事!」と喝采してくれた裏話もあるが、その番組を観ていた人のリハビリを受ける出会いに、人の世の不思議なご仏縁を感じた。
朝、ちょっとした弾みで転びかけ、手で握ったところにネジの突起があって軽い怪我をしてしまったのだが、すぐに固まる筈の血液が凝固せず、ナース・ステーションでバンドエイドを貰ってきた。
その原因は服用している薬の副作用だそうで、血液をサラサラにしているから凝固し難いとのこと。故に出血するような怪我に気をつけなければならないことを改めて実感した。
リハビリの合間にシャワー・タイム。「誰も来ないからごゆっくり」とのヘルパーさんの言葉が有り難く、いつもより時間を掛けてシャンプーをした。
身体に不自由のない人達はバスルームの方へ行かれる。一度に3人ぐらい入れる湯船もあるが、私の場合は温覚の問題からシャワー・ルームを選択している。転 院してから一度だけ入浴したことがあるが、左半身が水風呂みたいな状態に驚いて飛び出した体験があったので止めている。
シャワー・タイムを終えて廊下を歩いていると、顔馴染みの患者さんから妻が探していたことを聞き、部屋に戻ろうと向かっているとサテライト・コーナーのところでばったり。そのまま話し込むことになった。
この数日、部屋の温度が以上に高く感じる。就寝前の日課としている「濡らしタオル」の乾きも早いし、上着を脱いでベッドに入るようにしている状況。なにと ぞ新型インフルエンザが来ないようにと祈っているが、前から予約してあったからと海外へ出掛けられた人の多いことにもびっくり。帰国時の検疫で引っ掛かる という問題ではなく、潜伏期間のことを考えるとあまりにも恐ろしいではないか。第一次世界大戦勃発の後に発生して大変なことになったスペイン風邪の教訓を 忘れないで欲しいもの。
多くの罹患者が出れば子供と高齢者の犠牲が考えられる。入院中の私には、体験した高熱や肺炎のことを思い出すだけでも嫌なこと。もっと臆病で慎重に備えて欲しいと願っている。