2009-05-07

懐かしい!  NO 2413


 私のいる病院の近くのお寺でのご葬儀、スタッフ達が雨の中で担当してくれていたそうだが、ミスのないようにと手を合わせていた。

 葬儀専門会館の登場でお寺で行われるご葬儀が激減したが、ご本尊が存在されるご本堂での儀式には深くて重い意義があり、総代さんを務められるお家のご不幸にはそれなくして有り得ないとも言えるだろう。

 友人がレンタルビデオを持参して来てくれた。懐かしい映画「めぐり逢い」だが、ケーリー・グラントとデボラ・カーの大人の会話が絶妙で、エンディングの部分で久し振りに涙を流してしまった。

 すぐに感涙する単純型人間である私、かなりひどい後遺症に苦しまれる女性を見ながら涙してしまうこともあり、最近はどうも涙腺が弱くなってしまったようでもある。

  ユル・ブリナーとデボラ・カーが共演した「王様と私」は1956年の作品だったが、翌年に発表された「めぐり逢い」は大ヒット、私の知人夫婦がこの映画を 観終わった後にプロポーズして結ばれたエピソードもあり、強く印象に残っている映画なのだが、不思議なご仏縁で結ばれたあるクラブのピアニストが、私の姿 を見た瞬間に、いつもこの映画の主題曲「過ぎし日の恋」を演奏してくれていたことも懐かしく思い出した。

 連休が明けて日に3回のリハビリとなり、かなりハードな状況になっているが、そんな時、就寝前にこんなDVDを観るとよく眠られるだろうと期待している。

 デボラ・カーは2007年に87歳で逝去されたが、スコットランド生まれらしい気品ある容姿は上述の2本の作品の役柄にピッタリで、アメリカ映画を観るとキャスティングの見事さに感心することが多い。

 1939年に発表された作品のリメイクでもあったが、その後、近年にもリメイクされて話題になったが、やはりこの共演が素晴らしく、何やらオリジナルみたいな存在ともなっている。

 随分昔に担当したあるご葬儀、亡くなられたご主人がケーリー・グラントの大ファンで、ずっとヘアー・スタイルを真似ておられたことを伺い、ナレーションの中でこの映画のことを紹介して喜ばれたこともあった。

 彼は、シャレードでオ-ドリー・ヘプバーンとも共演した二枚目俳優だが、茶目っ気のあるイメージ作りが見事で、世界中の女性から愛される存在でもあった。

 この「独り言」を発信したらベッドの中で観ることにするが、まずは持参してくれた友人に「有り難う」と感謝の合掌を。
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