2009-05-17

忍び寄る危険  NO 2423


 インフルエンザがその魔手の兆しを阪神間で見せた。お陰で神戸と大阪は大変だが、もはや感染ルートを調べたところで追い着かない状況と言えるだろう。各々がそれぞれの自己防衛対策で臨むしかなく、まずは菌に負けない健康体づくりを考えたいもの。

 過去に何度も書いたが、随分と昔から進めてきた私のインフルエンザ対策は、銭湯のスチーム・サウナの蒸気で深呼吸すること。湿度に弱いとされる菌なので、乾燥した一般的なサウナは厳禁。この勘違いが結構多いので要注意を。

 多勢の参列者が来られるホール空間にも湿度は大切。加湿器をフル稼働させると共に、上述のような銭湯を勧める企業姿勢も重要。ご遺族やご親戚の方々に、是非行っていただきたいと願っている。

  看病疲れの上に悲嘆の心理が覆い被されば大変なストレス、それは体験された人にしか理会出来ないほどのものと言われているが、銭湯という空間は癒しにもつ ながる効果があるし、久し振りに会われたご親戚同士が湯船で過ごされるひとときは、一方で「**さんの葬儀の時」という思い出にもなるだろう。

  今日で発病から丸3ヶ月を迎えた。簡単に考えていた病の症状がこんなに大変だったことを再認識、命があっただけでどれほど奇跡かを学ぶことにもなり、有り 難くも与えられた余生を「葬儀」という悲しみの分野で何かの「かたち」で社会貢献出来たらとも考えているが、それには、まず「病院から出て行ってくださ い」という退院可能な心身作りが基本になってくるので頑張ろう。

 友人達が多くの書物を差し入れてくれた。目が不自由だったので控えていたが、少しずつ回復の兆候があって読み始めている。

そんな中に偉大な松下幸之助氏の「人を活かす12の鉄則」があり、肉声の入ったディスクまでセッティングされていたのでびっくり。他にも「脳科学が教えるリーダーの法則」
などの経営者が学ぶべき内容の書物が多く、<なるほど!>と拍手をしたい世界を知ったことも少なくなかった。

「黙って俺について来い」という経営者は最悪。説得力が欠落した「小者」を顕著に象徴する言葉だそうで、そんな会社にいる社員達の成長は望めず、問題が次々に発生する環境なので最悪のケースと分析されていた。

 松下幸之助氏のお言葉で大好きなのが次の一文、それは「松下は何を製造しているのですか?」という質問に答えられたものだった。

『松下は、人を創っています。ついでに電化製品も作っています』

 そんな松下電器が最大の危機に陥った際、全国の販売店を集めた場で幸之助氏が謝罪演説をされた熱海の出来事が有名だが、その席に出席され、豪く感銘を受けたという人物が私の知人にいたのも懐かしい話。その人も3年前にこの世を去られてしまった。

 松下が前社長の下で大改革を始めた際、その総括責任者となった役員が私の同級生。ずっと年賀状の交流が続いているが、丁寧に一筆添えられてある配慮に感心し、指名抜擢された事実の裏側にそんな一面が認められたような気もしていた。

 今日は、強い雨が降っていたようだが、病室からは透明なガラスでないので分からない。明日のリハビリは9時5分ST、10時10分OT、14時10分PTとなっている。世界的に流行しつつあるインフルエンザが終息するように手を合わそう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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