2009-06-24

退院の日  NO 2459


 栄養指導と服薬指導の先生の来室から退院手続きの日が始まった。担当看護師だったH
さんから「退院後の生活について」とタイトルされたファイルを頂戴したが、その中に看護師さん達からの直筆のメッセージも挟まれており恐縮、看護師ステーションで御礼の挨拶を済ませて1階の会計へ行った。

 交流のあった患者仲間の皆さんが朝早くから言葉を掛けてくださり、それぞれの方に「早く退院出来るように」と激励したが、涙を浮かべておられたお婆ちゃんの表情にウルウルしてしまった。

  患者の皆さんがリハビリ・タイムを迎える少し前、STの先生やOT、PTの先生が来室され、今後の自主トレについての激励や慎重第一という言葉を頂戴した が、それは何やら寂しい別れのひとときのようなセンチメンタルな心情になり、いよいよ退院なんだという現実への突入モードのきっかけとなったような気がし た。

 タクシーで自宅に戻ったが、近くにある弊社の西館でご葬儀が行われており、確認した故人のお名前を存じており、自宅に戻ってから静かに手を合わせていた。

 少し経ってから真向かいの医院へ行き、病院から預かってきたお手紙を受付の奥様に託し、診察室の入って今後の健康についてのご指導をお願いしてきたが、奥さんとご一緒に「大変だったけど、よかったねえ」と、外見的に軽い私の症状に驚かれておられた。

 昼食はいつも私の健康にご留意くださっている蕎麦屋さんに行ったが、顔馴染みの常連さん達から「退院、おめでとう!」と温かい言葉を掛けられ、この日の定食だった「蕎麦た散らし寿司」を久し振りに食べたが、それは、特別に美味しくて懐かしい感じがした。
 
  夕方、商店街の果物屋さんから電話があり、今日は休日だったのに、私の初夏の大好物である「山桃」の入荷を知らされ、奥さんが自宅まで配達してくれて嬉し い思い。早速塩水に浸して口にしたが、夏の風物詩のひとつとして毎年恒例になっている私の生活習慣でもあり、生かされて戻ることが出来たことへの感謝が一 層募った時間ともなった。

 夜、食事を終えてからリハビリ散歩を兼ね、商店街を東へ。ゴルフ仲間の友人の喫茶店に立ち寄り、小さなビールグラスで退院祝いの乾杯をしたが、ここでも常連さん達と病気の体験談となった。

 振り返れば感謝しなければならない人がいっぱい存在する。静養しながら徐々に解決をしていくつもりだが、先月に退院だされた患者さんの「焦らないように、時間を掛けて」と仰られたアドバイスが気に掛かる。

 この「独り言」は退院後の第一号となるが、当分はご心配くださった方々への挨拶周りの歩行リハビリにと考えている。

  ご心配くださった皆様、そしてお世話になった主治医、看護師さん、ヘルパーさん、療法士の先生方、本当に有り難うございました。そして、絶対に忘れられな い、いや忘れてはならない「心のリハビリ」にご尽力をくださった素晴らしいお方に感謝の合掌を申し上げます。有り難う・・九拝合掌
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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