2009-12-30

雨の晦日の夕  NO 2603


 真向かいの医院は28日の午前中で正月休診となる。そこで心配なので診察を受けたら「季節型インフルエンザ」の予防接種が済んでいなかったことから受けてきた。

 新型の方は随分と前に接種したので安堵していたが、そう言えば季節型のことを勧められていたことを思い出した。

 また、少し気になる症状があったので尋ねてみると、「すぐに超音波室へ」と案内された。そして結果だが「年代的にそれなりの症状」があって薬を処方されてきた。

 ついでに道路に出て、眼科の診察も受けてきた。診察券がなかったので保険証だけ提出したが、何度も通っているところなので、若い女性の窓口担当者の方がすぐにカルテを出してくれたようだった。

 待合室はいっぱい。さすがに年末最後の診察日。そんな中で「せんがんだけ」と言うお婆ちゃんの声が耳に入った。一瞬「洗顔!?」と驚いたが、すぐに「洗眼」だと理解して何やら心の中で恥ずかしい思い。

 眼圧、視力にも問題なかったが、右目の瞼のパワーダウンが起きているようなので伝えたら、入院を余儀なくされた病気の後遺症の一部みたいで、「しばらく様子を」ということになった。

 年末なのにスタッフ達が走り回っている。いつもより楽なのは道路の渋滞がないことぐらいだろうが、ご不幸を迎えられたお客様の存在を考えると我々の仕事の宿命責務を改めて思い出す。遠方から参列されたご親戚の方々の帰路を心配申し上げる。

 関東に在住する娘から「猫餅を送って」という電話への対応もあった。猫餅とは紅色の海老が入ったものだが、その地域にはないそうで、雑煮用の餅と併せ、序でに孫達への「お年玉」も送っておいた。

  今年は大変な年だった。何より予想外の病気で入院となったことが衝撃だったが、奇跡的に命を助けられた自身の数奇な運命に手を合わせ、何とか箸を持てるこ と、タオルを絞れること、着替えが出来ること、入浴が可能なこと、そして杖を手に歩けるようになったことには幸運と、ただ感謝をする日々である。

 今日は、自宅の大掃除。妻の妹が応援に来てくれたので助かったが、カーテンの修理に関して針に糸を通したのと、掃除機内のパックの取替えだけは私の仕事だった。

 テーブルや椅子を動かしていると悪猫が落ち着かずに逃げ回っており、私がソファーに座るとすぐ横に擦り寄ってくる。朝方に就寝している私の足を噛んで起こしてくれるのは餌を要求する行動からだが、まだ暗い内なので困っている。

 前にも掲載した写真だが、右にいるのがもう死んでしまった猫。おとなしくかったが魚には敏感で大好物だったが、左にいる悪猫は不思議なことに魚に興味を示さない。後部や上から見ると白黒のパンダ柄だとわかるが、前からなのでわからないだろう。

 猫にも正月がやって来る。数年前の大晦日の出来事を思い出す。電子レンジの上に置いていた鯛を上述の白猫にやられてしまったから。気が付いた時、鯛は無残なほど変わり果てていおり、嘆いている妻に向かって「猫も正月だから」と言ったことが懐かしい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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