2010-02-09

しっかりと!  NO 2618


 我が国の恥の文化は消え去ってしまったのだろうか。小沢幹事長の進退問題に関し、総理や党の姿勢を見ているとそんな思いがしてならないが、あの世の存在を信じている人達には考えられない現実であろう。

 横綱を辞した朝青龍がハワイでゴルフに興じているニュースもあったが、迷惑を掛けた人達への挨拶の方が優先されるべきというのが一般論。礼節を重んじる「道」から外れた人物だからこその感もあるが、周囲に教えてやる人達がいないことが寂しくて残念である。

  サントリーとキリンの統合が泡のように解消となったが、そもそもこの話が発表された頃に無理ではと考えた人も少なくなかった筈。サントリーの有名な社風に 「やってみなはれ」という企業理念があり、利益追求だけを優先する上場企業では絶対に不可能な発想が伝達されてきたことを大切にして欲しいものだ。

 我が葬祭業界にも上場した会社が数社あるが、悲しみのお客様より株主のことを考えなければならないとは寂しい限り。葬祭業での利益主義は考えもので、それこそサントリー的な企業理念が求められるだろう。

  世界のトヨタが危機に陥っている。まさかハイブリッド車までとは驚きだが、ここで考えたいのが世界の名車として名高いロールスロイスの逸話。ロールスさん とロイスさんという二人の名前から命名されたものだが、そのひとつが工場の入り口の守衛の存在で、インタビューを受けた経営者が次のように対応したそうで ある。

「もっと早く出荷したいのですが、出口の守衛のチェックが厳しいのです。それをクリア出来なければ我が社の車は外に出られないのです」

  また、ロールスロイスのユーザーが辺鄙な地方で体験した話も伝わっている。後輪へ伝える動力シャフトが損傷し、偶々通った車の人に事情を説明、ロールスロ イスの会社に電話を依頼したところ、信じられない速さでヘリコプターがやってきて修理を進め、感謝しながら帰宅して請求書を出すように電話を入れたら、 「弊社の車は、そんな故障をする筈はありません。夢でもご覧になられたのでは?」と返されたそうだ。

 そんな逸話が何時か「神話」みたいになってしまうだろうが、何百万台もリコールする現実は崩壊への道のような気がする。物づくりに長けた我が国民性の崩壊だけは避けたいもの。トヨタも鳩山さんも頑張って!とエールを送りたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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