2010-03-26
参りました! NO 2632
ああ、情けなや! そんな体験したくない出来事に遭遇、最近に多い忘れ物のことを思い出しながら、ふと自身の年齢に寂しさを覚えた日だった。
指圧で有名なタオ療法を受けに京都へ向かったのだが、京橋から乗った京阪特急の座席で「ガツン」と聞こえた音。それが悲劇の始まりであった。
京阪三条駅で降り、地下通路を歩き始めたところで目に留まった公衆電話、ふとポケットに手を入れたら携帯電話が行方不明に気付くことに。そこから改札にいた女性の駅員さんに車内での出来事を伝え、きっとシートの横に落ちていると確認を願った。
特急専用車両なら1両に扉が2枚だが、乗り合わせた車両は偶々中之島線から快速急行に使用される新型車両で3枚扉。そこでのボタンの掛け違いからか、「電 車は、終点の出町柳駅から折り返し運転され、今、この三条駅を大阪に向かいました」とのこと。「乗務員へ連絡し、あれば京橋駅で保管するように対処しま す」の言葉を耳に指圧に向かった。
施術を受けている間も気に掛かる。愚かな不始末に自責感を覚えてイライラする状態。担当の先生にそん な事情を話したら「きっと見つかりますよ」と言われたが、リラックスタイムである筈なのに焦燥感に苛まれる。携帯電話の行方不明がどんなに大変なことなの かを認識して後悔に。
指圧を終えて駅に行ったら、改札にいたのは男性の駅員さん。そこでインフォメーションのコーナーに行ったら先ほど の女性駅員さんがおり、「まだ発見されておりません」とのことから改めて事情を説明。座っていた車両が7号車。中央扉の戸袋の席だと伝え、緑色の電車だっ たと理解されたようでダイヤグラムを持ち出されて確認くださった。
「5分後に当駅に入線します。ご乗車されて出町柳で折返し運転されるまでの間にご確認を」と言われて改札へ行くと、「携帯電話の件ですね?」と男性駅員さんが切符もなしに通してくれ、「出町柳駅のスタッフにも伝えてありますから」と丁寧な対応が。
やがて該当する電車が到着、7号車の中央扉の戸袋席に座って見たら、シートと壁の隙間に落ちている携帯電話を発見。終着の出町柳駅で連絡を受けた駅員さん が確認に来られたが、「ありました。ご迷惑を」と感謝の言葉で解決に至り、先発の各駅停車で三条駅まで戻り、改札とインフォメーションの駅員さん達に謝罪 をしてきた。
ちょっとした不注意で多くの人達を巻き込んで迷惑を及ぼす。我々の葬儀式場でも落とし物や忘れ物が少なくないが、弊社では 袋に入れて封印を氏し、発見時間と発見者を書き込んでおく。プライバシーに関係する手帳や財布などの場合には、気付かれてご来社された際にホッとされるこ とになる。そんな配慮がサービス業の基本だと考えたい。