2011-01-24

文字が伝える?  NO 2655


 青春時代に交流が始まった友人が来社。彼は大手旅行会社から大手葬儀社に転職。やがて新しいビジネスを立ち上げ、そのアドバイスを求めてのものだった。

 共にヨーロッパを旅行した過去もあり、昔話が懐かしい限り。同年代である互いの健康に留意しようと結んで見送った。

 さて、我々が若かりし頃、飲食店の営業時間に「休憩中」なんて看板の存在はなかったものだが、最近は何処もそれが当たり前のようで、午後2時か3時頃から夕方の5時頃まで営業していないのが常識となったようだ。

 我々の仕事では昼食時間が午後2時や3時が当たり前。そこでどうしてもコンビニでの買い物を余儀なくされるものだが、日本人的な「食」を考えるとあまり好ましいものではないように考えてしまう。

 飲食店の看板にも色々な表記がある。腹が立つのは「休憩中」の文字。その背景には店員という無駄な人件費の削減が秘められている筈なのにおかしいではないか。店側の勝手な考え方を消費者側に押し付けることが当たり前になった社会に憂いを感じるこの頃である。

 私がお世話になっている近所の食堂には「心を込めて準備中」「一生懸命営業中」という表記があって、営まれるご夫婦の人柄を物語っているように思えて嬉しいが、JR大阪環状線の寺田町駅近くにある寿司屋さんの看板にはびっくり。「まだダメ 準備中なの」とあったから。

 そんな看板の文字を確認しながら生野本通商店街を歩くと面白い。「支度中」「準備中」「休憩中」の文字があちこちで見かけられる。そんな表記に経営者の人柄像を勝手に想像してしまうのも世の常だろう。

 世はまさに家族葬の潮流。その中で特徴的な「直送」や「直葬」的な発想は人の死の尊厳さえ危ぶまれるような気がする。そんな社会状況を迎えた中で、弊社の存在が改めて見直されているようなお言葉を耳にするようになった。

 弊社にご用命をくださるお客様は、故人を心から大切にされておられることを感じる。しっかりとした業者選びこそが後悔のない大切な儀式の基本と考えたい。

  葬儀を採り上げたあるテレビ番組で、マナーの講師という女性が「葬儀社選びにはホームページが重要。ホームページのない業者は選ぶべきではない」と発言さ れていたが、立派なHPで騙している悪質業者の存在も多く、二重の悲しみに暮れる結果となったケースも少なくなく、まずは住所表記のない業者や 「0120」の電話番号を仕掛けに用いている業者は要注意と考えたいものである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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