2011-08-06
積み重ね NO 2672
忘れてはならない広島の日、朝から西に向かって手を合わせたが、福島原発のこともあり、今年は特別に重いような気がした。
そんな中で報じられた東海テレビのお粗末な事件、JAの中央会がCMを取り止めるという抗議行動まで発展していた。
制作会社の愚かなスタッフのふざけた行為が表面化してしまったという単純な事件だが、被災地の皆さんの心情を慮れば単純な問題ではなく、テレビ業界の原点を忘れた現実に寒々しい思いを抱いた。
新聞業界にも信じられないミスが報じられていた。天下の日経新聞で「復興宝くじ」の当選結果発表が掲載されたというびっくりだが、まだ発売中で抽選もされていないのにどうしてと、絶対に理解不可能で不思議なレベルのミスだった。
暑さで弛んでいるという言い訳で通じる問題ではない。間違っても発生してはならない馬鹿げたミス。マンネリの中で人が起こす恥ずかしくて謝罪で済まない出来事である。
さて、お通夜の式場に立ち寄った。ロビーのスピーカーが少しハウリング気味。すぐに担当者に調整を命じ、そのまま女性司会者の司会トークを耳にしていたが、気になる言葉があったので終了後に指摘をしておいた。
十数年前に私がお寺で担当したお客様だったが、今回は弊社の式場。この暑さでお寺であれば熱中症のことを配慮しなければならないし、お墓のある境内では蚊の襲来に泣かされ、葬儀当日は蝉の鳴き声が大変だ。
関西では、もうすぐお盆の時期を迎えるが、お寺様のスケジュール調整が大変となる。
スタッフ達からきっと嫌われているだろうが、冒頭のような愚かなミスだけは起こさないで欲しいと願っている。一生のご終焉の儀式で「故人が悲しんでいる」となれば謝罪の対象がこの世に存在されないのだからどうにもならない。そんな思いが私を心配性にさせるのだ。
お客様に一生懸命尽くしなさい。そうすれば後ろ姿が光って見える、そこに「人<材>」が「人<財>」となる瞬間がある。そんな言葉を一人の女性スタッフに教えたら、彼女はキョトンとしていたが、何やら感じてくれたみたい。