2011-09-03
嫌われるでしょうが? NO 2683
ふとテレビのテロップが目に留まった。マグニチュード「7.1」とあるのでびっくりしたら、アメリカ領アリューシャン列島の方でホッとし、日本への津波の心配もないということで安堵した。
アナウンサーが「津波の心配はありません」と発言しているのをよく耳にするが、それは「津波の心配はいりません」の筈。何やらおかしな日本語を専門家が語っているのはおかしいと気になる疑問である。
台風情報を伝えるアナウンサーの言葉にも疑問を抱いた。NHKのニュースで「四国に上陸の恐れがあります」とコメントしていたが、それは「四国へ上陸の見込みです」の方が正しいような気がしてならない私である。
「そ れでは**から中継です。**さんお願いします」と激しい暴風雨の中に立つリポーターの姿が飛び込んでくる。「こちらは**です。こちらの現在の状況をお 伝えしたいと思います」とはどういうことだろうか。先に「**から」とコメントされているのにダブル言葉は必要ない筈。また「したいと思います」なんて、 これまでに何度も書いたが、<あなたが思ってどうするの?>と疑問が生じる。
アナウンサーの言葉も昔から比較したら愕然とするほど低下している。昔のNHKの「和田信賢さん」や「志村正順さん」のようなまでとは言わないが、基本的なことをマスターしてから画面に登場するべきだと考えてしまう。
NHKからフリーになったアナウンサーも多いが、つまらないバラエティ番組の司会をしている姿を見ると情けなく、なぜ?と残念に思ってしまうのは私だけだろうか?
こんなに勝手な悪口ばかりを書いている自分も情けなくなるが、過去に取材に来社されたアナウンサー全員が、私のマイクの使い方の体験で衝撃を受けられたことも事実の歴史である。
昔のことだが、あるテレビ局の役員さんから「どうしても味が出ないので助けて欲しい」と電話があり、指定された時間に局へ行ってみると原稿を渡され、録音質に連れて行かれて収録が始まった。
それは、スタジオの生放送番組のオープニングで使用されるナレーション。薄がたくさん並べられ京都の嵯峨仇野の情景がセットされ、そこを若くて美人の尼さんが手を合わせて歩く場面で流されるものだった。
「では、テストです」でスタートし、約2分20秒のナレーションをやってみたが、「3秒
長 めでお願いします」と言われて本番収録。一発でOKということになったのだが、それによって被害を受けた人達が3人の男性アナウンサー。担当役員さんとプ ロデューサーの方からこっ酷く厳しい指導をされ「世の中には、こんな一発で完成してくださる人物がおられることを学んでおきなさい」という言葉にびっく り、彼らには、私をキャスティングすることになった「味」が出せなかったわけである。
この出来事にはそこに至る背景があった。その役員さんの奥様の実家の葬儀を担当したことがあり、その際に「あなたの司会は普通じゃないね」と仰ってくださり、電話をいただいたのである。
それから何度かナレーターを担当することになったし、ゲスト出演することにもつながったのだが、今の私の声ではどうにもならなくなったので寂しいのが本音。
さて。日付が変わって心配な台風のこと。テレビのニュース速報に竜巻警報もあったし、南紀や四国での避難の情報も出始めた。我が大阪はこれから強い風が吹 くみたいで、午前9時頃に岡山県を通過するということなので、昼頃まで暴風雨圏内にあることになる。2階と3階の窓の雨戸を全部閉めたが、お陰で昼間が暗 くて困ってしまう。早く抜けてくれることと、進路での被害が少ないことを願っている。