2011-09-06

台風一過  NO 2686


 台風12号の記録的な大雨がもたらした被害は想像を絶するもので、山間部の土砂崩れなどによって100人以上の死者や行方不明者が報道されていた。

  結納の日に命を失ってしまった女性の悲劇が涙を誘うが、阪神淡路大震災の時、名古屋のホテルで行われる披露宴に「新婦は大変だから、前日に行きなさい」と お母さんから言われ、新婦だけが名古屋入りしたが、次の日の当日、未明の震災によって神戸の自宅におられたご両親が崩壊した家の下敷きで犠牲となった痛ま しい出来事もあった。

 自然の描くシナリオとは「こんなの、あり!」というような悲劇を現実にさせる。被害に遭った人や家族の人達にとっては怒りの対象物もなく、ただ只管悲しむしかないだけに腹立たしくて悲しいものだ。

 ゆっくりしたスピードで四国から中国地方を縦断して行った台風だが、日本海に出てから北へ向かい、北海道の一部に豪雨を降らせ、多くの被害を発生させた。

 奈良、和歌山、三重県の山間部では、孤立した村落が多くあり、土砂崩れでせき止められたダムの崩壊という危険性が高まっているというニュースもあったが、水や食料の補給支援も大変な作業と想像される。

 こんなケースには自衛隊の出動となるが、国会で党の要職にあった人が「暴力」という発言をしたことで不適切だったと謝罪したことも、そう古くない事件であった。

  その後に東北に大震災が起き、自衛隊の出動で大きな尽力を果たされたことは記憶に新しいところだが、我が日本の国は山間部が多くて水には恵まれているが、 地震大国と同時台風の通り道にあり、信じられないような降水量を記録することも少なくなく、自衛隊の存在は、今後ますます不可欠とも言えるだろう。

  さて、大手のお好み焼き店に行った。注文を済ませると「ご注文を繰り返します」と返し、しばらくして具材を運んで来ると「**でよろしかったでしょう か?」と確認の言葉で問われる。どうして過去形になるの?と不思議な気持ちになるが、最近の若い人達には当たり前のようで、コンビニで一万円札を出すと 「一万円からでよろしかったでしょうか?」なんて、それこそ大阪の言葉で「けったいな」日本語が出て来るのでびっくりする。

 有名な逸話 にマクドナルドと客のやりとりがある。店内に誰も客がいない状態の時に、一人の客がやって来て、店舗の受付で10人分ぐらいの注文をしたところ「お召し上 がりですか、それともお持ち帰りですか?」と確認され、思わず「そんなにたくさんを一人で食べられるか!」と返したそうだが、マニュアルとは実に恐ろしい もの。マンネリの中でコントみたいなやりとりを生じてしまうものである。

 前述の中に「繰り返す」という言葉があったが、これは我々葬祭業では禁句の一つ。「また」「引き続き」などと同様で、司会者としては絶対に使ってはならない言葉で、ブライダルにも共通する問題である。

 祝辞やスピーチの中で「最後になりますが」なんて言葉が多用されているが、これは「結びになりますが」に替えるだけで間違いなく人物観がアップするだろう。
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