2011-09-14
回顧で懐古 NO 2695
台風12号の被害は想像以上だった。和歌山、奈良、三重の三県の山間部のあちこちに「せき止め湖」をつくり、大雨が降ればたちまち決壊という危険性を秘め ている。下流に居住される方々が避難を余儀なくされているが、近い将来幸いに解決に至っても、恐怖が消え去ることはないと考えてしまう。
結納の日に娘さんを亡くされた熊野の町長さんの奥様も発見されたそうだが、複雑に入り組んだ山間部を流れる河川の怖さを改めて認識させられた有様だった。
熊野市で問題が浮上しているのは、氾濫した熊野川の上流にある4箇所のダムの放流についてで、管理する民間会社が大雨洪水警報が発令されてから放流を始めるまでのタイミングが被害を大きくしたとの指摘もあり、いくら発電目的のダムとしても問題視されるのは当然だろう。
ニュース映像が目に留まる。教職員の建物の中から、携帯電話で救助要請をされた女性教職員が建物ごと流されて行方不明となり、その建物が激しい流れの川の 中に引っ掛かり、多くの警察官や消防団が捜索している光景を見たが、その女性が昨日の号で書いた「猿谷ダム」で発見されたというニュースにびっくりした。
東北の大地震と同様に、まだ多くの行方不明者の存在があるが、全ての方々の発見に至ることを心から願いながら、自然とは本当に予想不可能な悲しいシナリオを描くものであると手を合わす。
野田新総理の所信表明演説があったが、ヤジの酷さは半端じゃなく、恥ずかしい限り。これが国会?なんて思った人が多かったと想像するし、また、過日の大臣 辞任会見での一部の記者の酷い言葉遣いに驚愕。いつからこんな人がマスメディアになんて、これまた信じられない現実。後日、上司と共に謝罪に行ったという ニュースもあった。
一方で、国会の中で天皇陛下を迎える最中に、民主党の議員が携帯電話で撮影していたと騒がれたニュースもあったが、中学生や高校生じゃあるまいし、そんな行動をする人が選挙で選ばれたとは信じ難いレベルの事件。
さて、こんな腹立たしいことが多い時は、ふと昔を思い出すのが一番だ。銭湯に行くと必ずと言ってよいほど買ってくるものがある。それは三ツ矢サイダーで、小学生時代から大好きなものだった。
三ツ矢サイダーは確かアサヒビール系。キリンビール系ならキリンレモンがあるし、昔はサッポロビール系でリボンシトロンというのもあったと記憶しているが、好みはサイダーで、時折に脱衣場でラムネやみかん水を飲むことも。
小学生時代、映画館に行くとラムネが10円、みかん水が5円だった。入場料金についての記憶はないが、歴史の長い葬儀社なので、当時の映画館の幕間に流されるスライド広告を出していたみたいで、あちこちの映画館の入場券を貰っていたことを憶えている。
国道25号線の桑津の辺りに敷島東宝があったし、弊社の横を西に150メートル程行ったところにも確か東宝系の生野映劇が。そして田島5丁目を東に行ったところにもコトブキ座があった。
また、源ケ橋から猫間川筋を北へ200メートル程行ったところに大映系の電気館があったし、商店街の神田呉服店を少し南に入った現在のスーパー万代が元生 野東映であり、弊社の西館から北へ200メートルのところに洋画専門のパーク劇場と日活系の生野大劇が並んで建っていた。
我が生野区は、そのように映画館が多かったのだが、銭湯に米屋さん、そして葬儀社が多いことで知られていた。
世は「三丁目の夕日」の時代、時代劇から洋画まで2本立ては当たり前。中には3本立てというのもあったし、よく映画館に足を運んだことが懐かしい。ゴジラとアンギラスの戦いが今でも甦ってくる。