2011-09-27

忘れられない味  NO 2706


 昨日、久し振りに友人の割烹へ行った。この店のメインの売り物は「すっぽん」だが、生まれてから一度も食したことがないので誤解のないよう。

 病的なほど偏食、そんなところからいつも私専用の料理を用意してくれるが、小さな専用土鍋まで置いてくれているのだから恐縮する。

 入店してから30分ほどすると、過去にゴルフをご一緒した人物が来店。私の病気のことを心配されていたそうで、奇跡的な回復だと驚かれた。

 誘われて彼のホームコースに行った際、彼はワン・アンダー「71」でラウンド。「こんなスコア、初めてだ」と、ご機嫌になられてこの店で祝杯を挙げたこともあった。

 最近にもシニアの大会でベスト4になられたそうだが、この夏に北海道クラシックや樽前カントリー倶楽部に行かれたことのことで羨ましくなった。

  彼の仕事はプロカメラマンで、不思議なご仏縁で助けられたことがあった。それは、割烹のオヤジの義母さんのお葬式でのこと。ご遺影写真の引き伸ばしに預 かったのがザラザラの印画紙のもの。専用の薬剤を塗布してもどうにもならないと判断。ふと撮影者を確認したら彼であり、電話を掛けたら原盤が残っていると のこと。そこで事情を説明してツルツルの印画紙に焼き直して貰ったのである。

 ご遺族が「この写真を」と、お気に入りの素晴らしい写真を出されたが、ザラザラの写真を拡大したら凹凸まで拡大してしまう。そこでツルツルの写真が望ましいことになるが、こんな幸運だったことは本当に珍しいことだった。

 オヤジの奥さんの実家は「お好み焼き」店として有名だが、彼女とも学生時代から顔見知りだったことも不思議な縁。

小 学生の頃、国道25号線から疎開道路に入った所に「大三」というパチンコ店があり、その裏口のすぐ近くに屋台で来る「たこ焼き」屋さんがあったが、ここの 「たこ焼き」はソースを塗らず、刷毛で醤油を付けながらコロコロ回転させてこんがり焼き上げるもので、当時は10円で8個あったことをはっきりと憶えてい る。

彼女もその味が忘れられないそうで、今でも互いに「食べたい」という懐かしい会話に発展することになる。

 夕方のニュース、韓国で「お好み焼き」が大流行だそう。大阪の「ぼてぢゅう」や鶴橋の「風月」が出店し、人気を博していると伝えていたが、味だけではなく「おもてなし」という日本的なサービスが話題を呼んで歓迎されているようだった。

 食欲がない時に「お好み焼き」は最高である。すぐに空腹感を満たしてくれるので有り難いのだが、トトロ体型の要因になるので問題もある。

 全国からやって来る塾生達。いつも連れて行くのが「お好み焼き」で、寺田町の「千代」さんにも何度か行ったが、千代のオヤジさんには頭が下がる。80歳を迎える前からゴルフを始められ、それから5年ぐらい元気にラウンドをされている。

 店に行くと、いつもわざわざテーブルまで来られ、ゴルフ談義に花を咲かせるのも楽しいが、「あんたと回るのが楽しみだったのに、そんな身体になってしまって」と嘆かれるの
が辛いところだ。

 でも、<この人みたいに、いつまでも元気でありたい>と思わせていただくことは有り難いこと。この店のギョーザは珍しいタイプで大人気。ギョーザで有名な宇都宮の中華料理店の娘さんを連れて行ったことがあるが、彼女も「美味しい」と驚いていたぐらいだからお勧めだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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