2011-11-23

マンネリに気をつけよう  NO 2761


  今日、勤労感謝の日は私にとって忘れられない日。今から45年前、名神高速道路で居眠り運転から放置されていた車に激突。気が付いたら病院のベッドの上。 ハンドルが曲がるほど顔をぶつけたようで記憶喪失になり、それが戻ったのは10日後のこと。もしも相手側がパンク修理でもしていたら取り返しのつかないこ とになっただろうし、幾つもの奇跡みたいなことで命が助かったので生かされていることになる思いを誰よりも強く抱いている。

 さて、弊社の女性司会者のブログを開けたら、過日に担当したお寺様での葬儀について書かれていたが、法然上人800回忌、親鸞聖人550回忌との誤記があり、ご訪問くださった方にお詫びして750年と代行訂正させていただきます。

 彼女は今日の早朝に東京へ出張、どうやら慌てていたようで打ち込み間違いをしたようだ。

 明日、故「藤田まこと」さんの偲ぶ会が行われるが、その中で彼女もアナウンスのお手伝い。本番でミスのないように手を合わす。

  過去に、大阪の有名なホテルで1500名の記念祝賀会があり、そのプロデュースと司会を担当したことがあった。葬儀社のオヤジが祝賀会の司会を?なんて疑 問を抱かれる方も少なくないと想像するが、藍綬褒章や黄綬褒章から叙勲祝賀会まで、これまでに数え切れないほど担当してきた。

 私にご指名をくださったのは、厳粛な式典をとお考えになったからで、どこかでそれをご体感されたケースが多かった。

 上述の1500名の記念祝賀会だが、第一部の式典を誰も考えないシナリオで進行し、第二部の司会は前から何度か一緒に仕事をした女性司会者「高松」さんに担当願い、その中で故「藤田まこと」さんがゲスト出演されるというプログラムだった。

  彼女が「藤田」さんにご登場いただく際のコメントに会場内の皆さんが驚嘆されたが、舞台の上で交わされた二人の会話が面白く、3曲のオリジナル曲を歌われ た「藤田」さんの素晴らしい歌声が印象に残っているし、ご披露くださった「はぐれ刑事」の番組に登場される「真野あずさ」さんの美貌にいつも緊張していま すと仰った言葉が思い出される。

 今回の偲ぶ会は発起人の方々がご企画されたようで、大勢の参列者が予想されるが、今、我が大阪は強風が吹き荒れており、明日の東京のお天気や気温の低下を心配している。

 西館に立ち寄ると、男性スタッフが司会の勉強をしており、ちょっとだけアドバイスをしてきたが、声質がよいので期待するところである。

「書いて読みなさい」というのが私の教え。中途半端な技術で間違ったら反省で済まなくなる。だから日時や人のお名前などはいつも読みなさいと言うのである。

 人間とは、ある瞬間に頭が真っ白になることがあることを知りたいもの。浮かんできて当たり前、すらすらと言えて当たり前ということが出ないこともあり得るので恐ろしい。

 そうそう、いつも偉そうなことを書いている私だが、過日に触れた携帯電話で寒々とした体験があるので吐露しておこう。

 それは、会葬者が1000名以上という2時間の社葬だった。「恐れ入りますが、携帯電話につきましてはよろしくお願い申し上げます」から始まった司会だが、全てが終わって司会台を片付けている時、突然、胸のポケットに入れてあった携帯電話の呼び出し音が鳴ったのである。

 確認してみると、マナーモードにしたつもりなのに、どうやら操作ミスを仕出かしていたようで、式の最中やナレーションの最中だったらと考えただけでゾッとした。

 その時に電話をしてきた相手を恨んでも仕方がないが、終わった後だったのでどれだけ安堵したかを忘れられずに憶えている。

 人はミスをして初めて教訓とするかもしれないが、こんな初歩的なミスはプロとして羞恥の極みとなる大問題。マンネリの中で発生するミスほど始末が悪いので気をつけたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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