2012-01-01
年頭に思う NO 2797
新しい年を迎えた。昨年は東北大震災が発生、多くの被害者の現実が余りにも衝撃だったが、幸いにも生かされている私達は、かの人々が教えてくださった「命 の尊さ」と「諸行無常の理」を忘れずに進みたいもので、まずもって被災者や避難を余儀なくされておられる方々のことを忘れずして復旧と復興を願い、真の春 の訪れが来るように手を合わす。
そんなところから「寿ぎ」の言葉は遠慮させていただくが、このページを開いてくださった皆様に幸い多かれと祈念申し上げます。
深夜、町の重職だった方がご逝去、スタッフ達が対応してくれたようだが、新年早々、交流のあった町の人々が集われ、お通夜と葬儀が進められるお正月となってしまった。
参列者が多いところから本館を勧めたが、奥様の「近くの方が」ということで西館となり、400名の弔問が予想され、どんな混乱状態になるかを心配している。
ご自宅や地域の会館では、親戚以外の参列者は外でご待機いただくことになってしまい、テント設営とパイプ椅子や防寒用設備、暖房器具などの準備が欠かせ ず、それだけでもかなりの費用が発生するのでご遺族には大変だし、司会者のアナウンスで「冷えますからお手持ちのコートをお召しください」と伝えても中々 着用されず、皆さんが寒さに震える状況を何度も目にしてきたが、葬祭専門式場では、何とか参列者全員が中に入られるというメリットがある。
ただコートのお預かりが大変。混雑の中で行われる整理番号の受け渡し作業でミスが起きないようにとアドバイスをしているが、来られる時間、お帰りの時間が同じなので大変なひとときとなってしまう。
お預かりするコートに「ポケットに貴重品はございませんでしょうか」と確認をしているが、コートそのものが数百万円というケースもあるので慎重に取り扱って欲しいものである。
葬祭式場で犯罪のターゲットとして表面化しているのがコインロッカーである。それらは駅の構内に設置されている物も同じだが、合鍵を作る犯罪が流行し、かなりの被害が出ているところから、弊社ではコインロッカーの設置を行っていない。
さて、新年早々に悲しい交通事故が報じられていた。埼玉県で初詣に向かう家族連れが横断歩道で信号待ちをしていたところへ、酒酔い運転の車が突っ込み、70代のお父さんと30代の息子さんが亡くなられたというものだった。
酒気帯び運転をする人達は、飲む時点から心の隙が生じているという危険性があるようで、事故に繋がる必然性が高いことになり、自分に厳しい人が交通事故を起こさない事実と照らし合わせると、簡単に「欠陥者」という解答に到達する。
毎日、全国でどれだけの人が被害者となっているのかを想像するが、その現実の裏面に加害者が生まれていることにもなる。前にも書いたが「これだけなら大丈夫」や「私は大丈夫」という考え方自体が「自己」の「事故」であると考えたいもの。
私の哲学である「人生は反省で済む範囲内で。後悔をしないように。被害者になるな。加害者になるな」という考え方を今年の冒頭にもう一度したためておこう。