2012-01-25
幸せな味 NO 2821
事前相談を受けていた方の葬儀に参列。事前相談の担当者自身が司会を担当していたので、文字通り、最初から最後までのご仏縁となっただろう。
彼の司会も耳にしたのは初めてだが、抵抗感も遜色も感じなかったので問題なく、女性司会者からずっと指導を受けて修練していたのだろうと推察した。
お世話になっている医院の待合室の掲げられていたカレンダーに、<なるほど!>と思える格言みたいな言葉があった。「食べたメニューを思い出すことが出来なかったら物忘れ。食べたことが分からなくなったら認知症」というものだった。
深夜、NHKのBSで「ためしてガッテン」の再放送を観ていたら、上述の症状について採り上げており、60代を迎えた人は、昨号で書いた「MRI」の検査をすれば、近い将来に「物忘れ」が酷くなるかならないかが判断出来ると専門医が分析していた。
脳の中で空白になってしまうことがあり、ある日突然に一部の記憶が消えてしまう症状が出ることも少なくなく、その原因となる大半が「隠れ脳梗塞」と説明され、薬を服用すれば画期的に回復すると言うのだから驚いた。
入院を余儀なくされていた時、患者仲間の中に記憶喪失という兆候で難渋していた人も多かった。そんな皆さんの大半が脳内出血。中には20代という女性もいたのでびっくりだった。
そこで記憶障害について学んだことは、奥さんや子供のことまで忘れてしまったという昔の記憶が消えてしまったケースと、新しいことが入力出来ないという二つに分かれていたことだった。
前者は、一ヶ月や二ヶ月の月日の流れの中で突然に思い出すことが出来て治癒したケースもあったが、脳内出血とは恐ろしいもの。ある女性の治療対応するために脳に穴を開け、ストローみたいな医療器械で吸い出したという衝撃的な体験談を聞いたので忘れられない。
血液が蔓延すると死に至るし、そのまま処置しなければ重い後遺症を伴うのだから大変だが、脳出血と脳梗塞では処置対応が正反対なので、その判断ミスが命取りになることも常識として知っておきたいものだ。
日頃の血圧チェックも重要だし、塩分の多量摂取が寿命を縮めることも知られているが、病院食の塩分控えめがどれほど味気ないものかは体験者にしか分からないものだろう。
さて、我々日本人は、主食である「米」に恵まれた国民である。富山県や新潟県の特別な米の存在が知られているが、炊き立ての御飯ほど美味しいものはないだろう。
ある県のホテルと旅館の経営者団体から依頼を受け講演に行ったことがあるが、宿泊したホテルの総支配人との夕食時、そんな話をしたら目の前に釜を運んで来られ、炊き立ての御飯を出してくれたことに感動したこともあった。
また、新潟県の団体に依頼された講演の終了後、「越の寒梅」というお酒をお土産に頂戴し、後日に特別なお米を送りますと言われて楽しみにしていたら、本当に素晴らしい味のお米が届いて礼状を書いたことも忘れられない思い出である。
友人達数人に「お裾分け」だとプレゼントしたら、後日に全員から「お金を出すから、あのお米は何とかならないのだろうか?」と言われて困ったこともあった。
数日前、お米に拘る友人からお米を貰った。富山県産の一等米として入手困難なものだそうだが、初めて炊いて食べたらまるで食感が違うのでびっくりした。
過 去に、その友人とゴルフに行き、ゴルフ場の昼食で出てきた御飯の味に互いが目を見張ったことがあった。これまでの生涯で最高の味というのが我々二人の同意 見。三重県の「桔梗が丘」というパブリックゴルフ場だったが、あれから約30年の月日が流れた。お米は水田に引く「水」に大きく左右されるそう。あんな御 飯にもう一度出会いたいと思う今日だった。