2012-02-22
考えなさいよ NO 2848
数日前、商店街を歩いていたら、前方から小学生らしい自転車のグループが猛スピードで走って来た。商店街を自転車に乗って通行することが禁止されているのは常識だが、彼らの行動を見ながら、学校や家庭での教育がどうなっているのかと疑問を抱いた。
運悪く高齢者に衝突したら間違いなく怪我だけでは済まないだろう。こんな子供達なら当たってそのまま逃げてしまいそうだが、「他人に迷惑を掛けるな」「加害者になるな」「被害者になるな」の基本的な教育が欠落しているように思えた。
山口県で起きた悲しい母子の事件、やっと最高裁での判決が下ったが、犯人の少年が不幸な境遇に育ったとしても、被害者側からすればその憤りを納得させる問題ではなく、長い間痛苦に耐えられた男性の真情を慮るものである。
彼は、新しい家庭を築かれたそうで、それが少しだけ救いと感じたが、お気の毒な母子
に手を合わせ、彼の今後の人生が不幸でないようにと祈念申し上げる。
考えて欲しいことがある。こんな不幸な事件が起きた場合、犯人の逮捕に至る前にお通夜や葬儀が行われている事実で、その光景がどんなに苦しくて沈んだ環境にあるかは想像を絶する世界である。
故に、犯人の検挙に至らず「時効」を迎えたケースでは、異なる怒りの心情を担うことになるので大変であろう。
人の「命」とは重いもの。軽々しく他人を傷付ける行動は慎むべき。ハンドルを握るなら「絶対に飲酒運転をするな」につながるものだろう。
冒頭のような子供達の将来を心配する。大きな犯罪へのステップとして小さな犯罪の「見過ごし」という問題が秘められているからで、先人から伝承される「親や親戚に恥ずかしい問題を起こすな」という教育は、我が日本の恥の文化として大切にしたいものである。
さて、今日も自宅の郵便受けの中に葬儀社からのポスティングがあった。会社が何処に存在するのかは不明だが、前にも書いたように「0120」の電話番号とHPのアドレスが記載されている。
チ ラシ状の内容を読んだら、「直接火葬場へ行くプラン=12.6万円」とあり、「お迎え+葬儀+僧侶=53万円」とあったが、こんな表示の広告を宗教者が目 にされたら衝撃を受けられるだろうと拝察するし、お布施をプランやセットという言葉で表現するなんて葬儀のプロなら絶対にしない発想である。
「縁起でもない・・・」そのお気持ちも分かります。しかし! という文章が冒頭にあったが、そう思うならポスティングをするべきでないと伝えたい。
昨号で触れた冠婚葬祭互助会を批判する記述もあったが、「チラシは目につくところに」と結ばれていた言葉にも驚いた。
もはや何でも有りと化した我が業界だが、弊社は本物の葬儀を追求する会社で、ご不幸を迎えられてしまったお客様に「少しでも不幸でないひとときのプレゼン ト」が出来たらと考えている。地域に存在させていただき、100年の歴史の流れ。それは社名のように「安心のブランド」であると自負している。