2012-04-07
久し振りに NO 2895
松山在住の塾生のブログに、遺言書に自分のフルネームが記載されてあった葬儀を担当したとあった。まずは葬儀社として最高の栄誉だと拍手しながら、ますますの精進を願っている。
過去に病院などでの遺言指名による葬儀を担当させていただいたことは何度もあるが、遺言書に社名と名前が記載されていたのは一回だけ。それだけに彼の成長の証を嬉しく思う。
さて、ランチの案内状を貰ったので久し振りに巽南の「サンマルク」へ行ったら、超満員で30分ほど待たされた。散髪、食事、医院で待たされるのが大嫌いな 性格だが、同行していた二人から「ここに座って」と命じられ、待合室で待ったのだから自分でも信じられないことだった。
デザートのバニ ラアイスクリームを食べながら、ふと目に留まったのがアンケート・カードの存在。個人情報を書き込む下段に「ご意見」という空欄があったが、その上に「笑 顔がよかったスタッフの名前は?」という一文に抵抗感を覚え、それはアンケートで最悪となるのではと書き込んで来た。
過去に東京のお台 場にある外資系ホテルに宿泊した際、利用した全員が「気持ち悪い。何かスタッフの行動がおかしい」と感じ、きっと総支配人宛のアンケート調査でも行われて いるのではとの会話に至り、食事を終えて部屋に戻って確認したら、想像通りのアンケート調査の書類があった。
「お客様が、このスタッフはよいと思われた名前をお書きください」と言うような内容だったが、どこで会うスタッフにも異常な行動を感じてしまい、次の朝の朝食時に、こん
なことを企画するホテルの愚かさを話し合ったことを憶えている。
組織の中でこんな企画をすると、点数稼ぎに長けたタイプが認められる結果となり、本当の「人財」となるような「人材」が埋もれてしまう危険性が高いのである。
単純な発想でスタッフに勤務評定をするのは悪い経営者のすること。大阪府や大阪市の教育の世界でもそんなことを心配してしまう。
本社に立ち寄り、事務所で若いスタッフ達と話したら、過日に行われた小学5年生の悲しい葬儀のことが話題になり、アドバイスを申し上げた子供達への供養の 品として、ご遺族が平成教育委員会の漢字の書物を選択され、入学式に学校へ届けられたと報告があって少しだけだが救いを感じた。
鉛筆や消しゴムなら消耗品として消えてしまうが、何かを書き込まれるノートなら残るのではと伝えたが、それが「書物」を考えられたことは何よりで、「**ちゃんに貰った物」として大切に本棚に置かれるだろうし、そこから学ばれることも素晴らしいことだと思っている。
その1冊が事務所に置かれていたが、つい「よかったね!」と担当責任者に声を掛けた
ベテランスタッフと1時間以上の会話。そこで葬儀に対する奥の深さと哲学について説いておいたが、何かを感じてくれたら結構だと思いながら帰宅した。