2012-04-27
お土産に手を合わせ NO 2913
これは、別のページに書いた過去の内容だが、忘れられる時代になってしまっているようなので孫達のために改めてしたためておこう。
映画の中で家族が食事をする場面、アメリカやヨーロッパではクリスチャンの教えから、神様に感謝の言葉を捧げてから始まる光景が見られる。
我が国では「いただきます」から始まる慣習もあるが、仏教的観点からすると、食するものの「命」をいただきますと手を合わせることだが、宗派それぞれに唱える言葉が存在していることも学びたいものだ。
浄土宗の「日用勤行式」を開くと「食作」と題された次の言葉が記されていた。
食前のことば
合 掌 われここに食をうく、つつしみて天地の恵を思い その労を謝し奉る
十 念 いただきます。
食後のことば
われ食を終りて、心豊に力身に満つ おのがつとめにいそしみ 誓って御恩
にむくい奉らん 十 念 御馳走さま
十念とは「南無阿弥陀仏」を10回唱えることだが、こんな光景が見られる家庭がどのぐらい存在しているのかに興味を抱いている。
過日に来社された広島の女性から「お好み焼き」のお土産を頂戴していた。「おたふく」ソースの会社が販売されているものいだが、ソース、粉、かつお粉、テンカス、マヨネーズ、青海苔などが5人分入っており、友人を招いて「いただきます」のひとときを進めた。
過去に別の広島の女性から「カープ」ソースを頂戴したことがあったが、私のお好み焼き好きが結構知れ渡っているみたいで、他府県から来社された人達から「大阪の美味しいお好み焼きに連れってください」と懇願されることが多い。
我が家のお好み焼きは具材に費用が掛かるので大変。こだわりの隠し味に併せ、手間暇掛けて準備をするのだが、迎えた人物の一人が特別製という「テンカス」を持参してくれ、いつもと違うグレードアップしたような感じになった。
「美味しい」と言ってくれた友人だが、それは決して世辞でなかったと神事ながら、久し振りにお好み焼きを食することになった。
おたふくソースのお土産品の中には漫画で表記された小冊子が入っており、広島風のお好み焼きの作り方が記載されていたが、今回はいつもの大阪風で進めた。
食の好みは人様々だが、過去に東京で「もんじゃ焼き」を食べたが、あれだけは私に合わない思いを感じたのでそれ以降は一切食べていない。
大阪の家庭の大半に「たこ焼き」器があると言われているが、遠い昔に我が家にあった記憶があっても、今から備えてみようとは思わず、「たこ焼き」よりも「お好み焼き」の方が好みの長い歴史がある。