2012-05-13

ニュースから  NO 2927



 街を歩いていると、車輪の付いたバッグのような物を引っ張って歩いている人を見掛ける。バッグの中に目やると、中には酸素ボンベが積まれており、そこから透明の管が鼻に至っていたところから心臓疾患の病からということを知った。

 そんな不便を強いられている知人が数名いるが、予備の酸素まで用意する必要があるので遠いところへは行けず、旅行が出来ないので人生がつまらないと嘆かれる方もおられた。

 神社仏閣の長い階段も大変だそうで、すぐに息切れがするので途中で立ちどまることもしばしば。こんな苦しい病気だけにはなるなというお言葉に説得力があった。

  一方に「ALS」などの難病で在宅患者という大変な辛苦を強いられる方の存在もある。不可欠な人工呼吸器には外部電源バッテリーが必要となるが、それが 「健康保険」の対象になったというニュースがあり、患者さん達にとって何よりの朗報だろうが、一方で、過日に乗った電車の中、戸袋の横に掲示されたCMに 目が留まった。

「健康保険で禁煙に」というものだが、こんな喫煙者本人の意思で禁煙可能なことに健康保険が適用されるとは驚きで、行政の歪がこんな「かたち」にと思ってしまった。

 確かに禁煙出来ない人もいるだろうし、「舘弘」さん起用のテレビCMにあるように、医師の指導で禁煙することになれば結構ではあるが、タバコが健康を害すると表記しながら、一方でこんな現実がある矛盾に困惑してしまう人も存在することだろう。

 禁煙は、何かの「きっかけ」からスタートすることがよいみたいで、周囲に「孫の誕生」から始めた人が数人いる。

  過去ログで書いたが、私が禁煙したのは大阪赤十字病院で手術を受けた際、ケア担当医師のひとことからだった。「医学が発展し、素晴らしい薬が次々に開発さ れています。だから痛みに関する心配は不要です。しかし、苦しみを止める薬はないのです。肺がんや肺気腫などで入院されている患者さんが多く、その大半の 人が過去の喫煙を後悔されています。もしも喫煙されているなら、これを機に禁煙されたら如何ですか」

 そんなことから禁煙して6年以上になるが、お陰でタバコ代が助かっている。

 高齢の女性が運転される車が通学する中学生を巻き込み、交差点を曲がり切れずに食堂に突っ込んだ事故も報じられていたし、新東名高速道路の路肩を逆走する高齢者のニュースもあったが、齢を重ねてこんな事故を起こすことがないようにと願ってしまう。

 また、仙台で保育士が運転する車が5歳の子供を巻き込み、死に至らしめる悲しい事故のニュースに「どうして?」と思ってしまった。いつ誰が被害者になったり加害者になるか分からない現実。少なくとも交通事故だけは気をつけたい。

 岐阜県の幼稚園の先生が行方不明になった事件も報じられていたが、残念にもご遺体で発見されたことに衝撃を受けた。警察関係者がよくぞ被害者を発見してくれたとの思いはあるが、こんな卑劣で許されない行為をした加害者を一刻も早く検挙して欲しいと手を合わす。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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