2012-06-06
安らかに NO 2948
本館と西館でのご葬儀が重なり、今日は西館の方に参列して焼香を手向けさせていただいた。
担 当スタッフ達に勉強の優先順位について指導をしておいたが、接待担当の女性責任者から組織で重視することは?と聞かれたので、リーダーシップを発揮するに は正しいことをすること、お客様から恥ずかしいご指摘を受けないような仕事、何よりも法を遵守し、社内でおかしいと思うことがあったらおかしいと言える環 境も整えることだと伝え、ブラック企業化として話題になったある大手企業のことを例に挙げて伝えておいた。
東京で摘発された僧侶派遣組 織と葬儀会社のニュースに衝撃を受けた。癒着に関して5億円もの所得隠しが発覚したそうだが、ネットの中に登場してきている「何宗問わず僧侶派遣」という 組織の広告に強い違和感や抵抗感を覚えてきた思いがあり、ある意味、お寺様の紹介とは嫁さんを紹介する以上に責任あるご仏縁だと知っておきたいものであ る。
お寺様も本物と称される方々と交流しなさい。取引先を厳選しなさいなんて頑固な姿勢を押し付けてきた歴史があるが、経営者とはそんな社会的責任があることも学んでおかなればならない。
超一流として活躍しているクリエーターとの交流の中、彼は、会社は法に触れると脆くも崩壊の道を辿るという頑な哲学を持し、妙に気があった存在でもあった。
今日の導師をお勤めくださったのは、先代さんと深いご仏縁があった方。何度も仏教会の関係で東京へご一緒したこともあったが、いつも私の健康をご心配くだ さり、「酵素」や「さるのこしかけ」などの高価な漢方薬を頂戴したので恐縮したが、そんな先代さんがご遷化されてからもう10年の月日が流れている。
導師様から、同宗派のご住職が先月にご遷化されていたことを聞き、禅宗の精進料理として知られる「普茶料理」にご一緒したことが懐かしく甦って来た。
このお二人のご交流関係は特別で、日本の宮家から韓国の王朝に嫁がれた「方子」様との交流関係もあり、前述の普茶料理の料亭で「方子」様を囲む夕べに参加 させていただいた思い出もあるし、「方子」様直筆の「和」という書も我が家の宝物として掲示、日々の生活を見守ってくださっている。
夕 方「ひげの殿下」の愛称で有名だった三笠宮寛仁殿下のご訃報をニュースで知った。かつて私が所属していたゴルフ倶楽部の名誉会員が殿下ご夫妻で、そんなと ころから昭和天皇崩御の際にゴルフ場から依頼を受け、クラブハウス内の問題指摘やその後のキャディさん達の対応についてアドバイスをしたことがあった。
動物の彫り物の片付け、華美な物の除去、花の選択などを含めて提案し、一週間は喪に対する姿勢を表そうとスタッフやキャディさんに喪章を着想させたので忘れられない思い出となっている。
殿下は私より1歳御歳を召しておられたが、十数回も手術を受けられたそうでびっくり。東に向かって静かに手を合わせた。